加速する高齢化・・・高齢化指数、20年間3.4倍上昇

[写真=聯合ニュース]


韓国の高齢化が急速に進んでいる。高齢人口の割合は昨年、全体人口の15%を超えており、高齢化指数も20年前に比べて3.5倍増加した。

統計庁が28日に発表した「2019年人口住宅総調査(登録センサス)集計結果」によると、高齢人口は全体の15.5%に当たる774万6000人と集計された。

2000年の高齢人口の割合は7.3%だったが、20年ぶりに2倍以上増加したわけだ。国際連合は65歳以上の人口が全体人口に占める割合が7%以上なら高齢化社会、14%以上は高齢社会、20%以上なら超高齢社会に区分している。

一方、2019年の韓国人人口のうち幼少年(0~14歳)人口は631万2000人で、全体人口の12.6%を占めた。幼少年人口は2000年には全体人口の21%を占めたが、毎年その割合が減少している。

このため、2019年の老齢化指数は122.7を記録し、昨年の114.1に比べて8.6増加した。老齢化指数は2000年には35と集計されたが、20年間で3.5倍も増加した。老齢化指数は高齢人口を幼少年人口で割った後、100をかけて算出する。

去る2018年に200万人を下回った0~4歳の人口は、2019年にさらに減少した184万人を記録した。0~4歳の人口は1966年に488万人とピークに達したが、2005年に200万人台に下がって以来、13年ぶりに100万人台に下落した。一方、70歳以上の人口は500万人を超えた。

高齢人口のうち96.2%(745万4000人)は一般世帯に、29万2000人は集団世帯および施設に居住している。配偶者・子どもと一緒に居住する高齢人口は全高齢人口の20.3%(157万2000人)、子どもと一緒に居住する高齢人口は18.5%(143万5000人)で前年比それぞれ0.6%p、0.9%p減少した。

全国229の市・郡・区のうち65歳以上の人口が15歳未満の人口より多いところは188カ所で、全体の82.1%に達した。

老齢化指数が最も高い地域は慶尚北道軍威郡(738.4)であり、2位と3位は慶尚北道義城郡(670.8)、慶尚北道清道郡(587.3)の順だった。老齢化指数上位15地域のうち、慶尚北道が5地域、全羅南道が4地域、慶尚南道が4地域などと集計された。老齢化指数が最も低い地域は蔚山の北区(41.6)だった。続いて京畿道華城市(43.8)、世宗市(44.7)の順で老齢化指数が低かった。

幼少年扶養費の下落、老年扶養費の増加傾向も続いた。幼少年扶養比は2000年の29.2から2019年には17.6に減少したが、老年扶養比は10.2から21.5へと2倍増加した。老年扶養比は、生産可能年齢人口100人に対する65歳以上の高齢人口の割合を意味する。

65歳以上の高齢人口は、男性が333万4000人、女性が441万2000人で、前年比それぞれ17万1000人、18万人が増加した。地域別では京畿道の高齢人口が160万3000人で最も多く、ソウルが139万6000人、釜山は60万1000人の順だった。

市道別の高齢人口の割合は全羅南道(22.9%)が最も高く、慶尚北道(20.6%)、全羅北道(20.3%)、江原(19.5%)の順で、世宗(9.1%)が最も低かった。特別市と広域市では、釜山が前年比1.0ポイント増の18.2%を記録して最も高かった。

邑・面・洞別に高齢人口比率をみると、面地域は30.4%、邑地域は16.5%、洞地域は13.8%と集計された。
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