台風第8号「バービー」、27日未明にソウル上陸

[資料=聯合ニュース]


台湾付近で発生した台風第8号「バービー(BAVI)」は27日未明、ソウルに最も接近すると予想される。

気象庁は前日午前、「台風第8号『バービー』の現況および展望オンラインブリーフィング」を通じてこのように明らかにし、「台風バービーの変動性は大きいものの、半径があまりにも広く、韓国に強い影響を与えることに変わりはない」と分析した。

前日午後8時ごろ、全羅南道(チョルラナムド)黒山(フクサン)に近接した台風第8号バービーは、この日午前4~5時にソウルに最近接するものとみられる。午前5~6時にはソウルを通り、黄海道(ファンヘド)に上陸すると予想される。

気象庁は台風「バービー」が最大風速の秒速45m、最大瞬間風速は60mに達すると見通した。これは「非常に強い」水準で人が歩きにくく、自動車がひっくり返ったり施設物が飛ばされたりするほどの強い風だ。

前日、済州(チュエジュ)地域では秒速36.4mの風が観測された。

今回の台風は歴代台風の中で最も風が強かった2003年の「マエ三―」の記録を更新する可能性もある。マエ三―の一日の最大風速は2003年9月12日、秒速51.1m、最大瞬間風速は同日秒速60mだった。

今回の台風は現在の移動経路から近い済州道や全羅道、智異山(チリサン)付近を中心に最大300mmの雨も降るとみられる。気象庁は、台風バービーは雨よりは強い風に注意する必要があると説明した。



 
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