韓国の新型コロナ臨床試験、計16件・・・「治療薬14件・ワクチン2件」開発中

[写真=GC緑十字提供]


食品医薬品安全処(食薬処)は20日、国内(韓国)で許可された治療薬・ワクチンの臨床試験が計16件であると明らかにした。

食薬処によると、今月11日基準で許可された臨床試験は計15件だったが、この日食薬処がGC緑十字血漿分画治療薬「GC5131」の臨床第2相を許可し、承認件数が1件追加された。現在まで韓国で承認された新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の治療薬・ワクチン臨床試験は計21件であるが、このうち5件は現在臨床試験が終了した。

この日に許可されたGC緑十字血漿分画治療薬GC5131は、コロナ19完治者の血漿を利用して開発中の「高免疫グロブリン(Hyper-immune Globulin)」成分の医薬品だ。血漿分画治療薬は、コロナ19完治者の血液中の血漿を大量に収集した後、様々な工程を経て製品化するもので、コロナ19中和抗体(ウイルス無力化抗体)が濃縮された免疫グロブリン(血漿成分の中で免疫に重要な役割をするたんぱく質)を利用する。

ワクチンはジェネクシン社が「GX-19」を開発中であり、国際ワクチン研究所が「INO-4800」の臨床第1/2a相を進めている。


 
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