[「請約資金３１兆ウォンが殺到した」ＳＫバイオファーム、過去最高の興行]
今年、ＩＰＯ（企業公開）市場の最大魚とされるＳＫバイオファームが相次いで新記録を更新し、ＩＰＯ（企業公開）の新しい歴史を書き換えた。 請約証拠金として３１兆ウォンが集まり、２０１４年に第一毛織が記録した最高額記録を超えた。
２４日、ＳＫバイオファームの上場代表主管社のＮＨ投資証券によると、２３日と２４日の２日間、一般公募の申し込みを行った結果、申し込みの競争率は３２３．０２倍と集計されたと明らかにした。 請約証拠金は計３０兆９８８３億ウォンが集まった。
請約証拠金は第一毛織が保有している歴代最大の証拠金記録を上回った。 ２０１４年1１２月に行われた第一毛織公募株の申し込みに３０兆６４９億ウォン）の証拠金を集め、史上最高額を記録した。 また、競争率も第一毛織の１９４．９倍を大きく上回った。
証券会社別に代表主管社のＮＨ投資証券に１４兆３５５２億ウォンが集まり、共同主管社の韓国投資証券とＳＫ証券、ハナ金融投資にそれぞれ１０兆４３２４億ウォン、３兆４５６５億ウォン、２兆７４４１億ウォンが入った。
SKバイオファームは１７日から１８日にかけて行われた機関投資家向けの需要予測で、国内外から１０７６機関が参加し、８３５．６６倍の競争率を記録した。 NH投資証券の関係者は「IPOの過程でSKバイオファームならではの中核技術力とグローバルな成長潜在力が投資家の信頼につながったものとみられる」と述べた。
ＳＫバイオファームのこのような興行は市場の流動性が豊富なのが理由だ。 実際、金融投資業界では証拠金として最大６０兆ウォンまで殺到しかねないという見方も出ている。 さらに、コロナ１９により、バイオ株に投資者らの関心が高まっていることも理由の一つと見られる。
今後の株価展望も明るい。 興国証券のチェ・ジョンギョン研究員は「中枢神経系疾患に専門化した９つの新薬パイプライン価値に対する競争力と、株式数の５％前後と予想される相対的に少ない流通株式数が肯定的だ」とし、「市場と産業での代表性を考慮すれば、今後、ＫＯＳＰＩ２００指数に編入される可能性もある」と述べた。 市場の変数まで肯定的に作用するものと見たのだ。
請約に失敗した資金の行方にも関心が高まっている。 金融投資業界の大半は安全資産の性格が強いだけに、証券市場への流入よりは銀行やＭＭＦ（マネーマーケットファンド）などに戻るだろうという見方が多い。 ただ、株式市場のほかに適当な投資先がないだけに、一部の資金は証券市場に流入しかねないという見方も出ている。
ＳＫバイオファームの申し込みを受けた大半の資金は銀行預金やＭＭＦ、または資産管理口座（ＣＭＡ）などから移動したものと見られる。 実際、１９日と２２日、ＭＭＦからそれぞれ３兆５７９０億ウォンと６兆４１７１億ウォンが純流出した。
NH投資証券の関係者は「公募株の申し込みに使われる資金のほとんどは安全投資傾向が強い」とし、「その大半は移動する前に元に戻る。 証券会社も公募に失敗した資金を引き込むためのマーケティングは現在実施していない」と説明した。
一方、ＳＫバイオファームの公募総額は９５９３億ウォンで、公募資金はセノバメイトのマーケティングと生産、後続パイプラインの研究・開発（Ｒ＆Ｄ）および一部の債務返済に使う予定だ。 上場予定日は７月２日だ。
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