[サムスン電子、最高権威のAI学会で研究力を認められた…論文11編の採択]
サムスン電子が権威ある人工知能（AI）学会で論文11編を発表し、技術力を認められた。
サムスン電子のニュースルームによると、14~19日にオンラインで行われた「CVPR 2020」で、サムスンリサーチが発表した論文11編のうち、3編は上位5%しか採択されない口頭発表論文に選ばれた。
CVPR(Computer Vision and Pattern Recognition)は1983年から毎年6月に開かれる国際学術大会で、コンピュータ工学と人工知能分野において最高の権威を持つ学会だ。
サムスンリサーチ・モスクワAIセンターのPavel Solovev研究員は口頭発表で選ばれた「ドメインレーベルのない高画質のイメージ時間帯への転換」研究を通じ、高解像度の風景写真をさまざまな時間帯の様子に変換する方法を紹介した。
同センターのKonstantin Sofiiuk研究員の「f-BRS：相互分離のための後方電波の精巧化」研究も口頭発表に採択された。 同研究はクリックするだけで写真の中の物体を精密に背景と分離できる技術として関心を集めた。
サムスンリサーチ・トロントAIセンターのMichael Brown研究員は「ディープホワイトバランス編集」という論文で、カラーバランスの調節が誤った写真を専門的な写真編集プログラムより正確に補正するAI技術を提示した。
このほか、サムスンリサーチ・アメリカのEric Luo研究員はAIを活用してモバイル環境でDSLR水準のカメラ性能を実現する内容の論文を発表し、注目を集めたと同社は紹介した。
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