コスピ、南北緊張の中でも上昇・・・2140台回復

[写真=聯合ニュース(17日午後、コスピが上昇して取引を終えた)]


17日、コスピが小幅上昇し、2140ポイントを取り戻した。北朝鮮が開城(ケソン)南北共同連絡所を爆破して南北の緊張が高まったが、株式市場に与えた影響は制限的だった。

この日、コスピは前営業日より3.00ポイント(0.14%)高の2141.05で取引を終えた。

指数は前場より4.877ポイント(0.23%)安の2133.18で取引を始め、上昇と下落を繰り返したが、小幅上昇して取り引きを終えた。

有価証券市場で個人が1553億ウォン分の株を買い入れた。逆に、外国人と機関はそれぞれ519億ウォンと1163億ウォン分を売りさばいた。

サムスン証券のオ・ヒョンソク リサーチセンター長は、「北朝鮮の挑発に市場が敏感に反応していない」とし、「市場にすでに学習効果があるためだ」と説明した。

メリッツ証券のイ・ギョンス リサーチセンター長も「対北イシューが市場に及ぼす影響は中立的だとみている」とし、「対北イシューは企業のファンダメンタルに影響を与え、企業の利益を毀損する要素ではない」と分析した。

洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官も同日午前、政府ソウル庁舎で関係長官会議を開き、国際金融市場や投資銀行(IB)、海外投資家らの反応など動向を点検した結果、韓国物に対する影響は制限的であったと明らかにした。

時価総額上位銘柄のうち、サムスン電子(0.19%)、SKハイニックス(1.64%)、ネイバー(3.08%)、LG化学(0.82%)、サムスンSDI(2.26%)などが上がった。ただ、サムスンバイオロジクス(-0.24%)、セルトリオン(1.36%)などは下がり、カカオは横ばいだった。

コスダック指数は前営業日より0.02ポイント(0.00%)高の735.40で終了した。

指数は前場より3.47ポイント(0.47%)安の731.91で出発し、午前中に一時7171.68まで下がったが、午後に入って下げ幅を縮小し、前日の終値付近で取引を終えた。

コスダック市場でも個人が2051億ウォンを買い越した。一方、外国人と機関はそれぞれ1130億ウォン、819億ウォンを売り越した。

ソウル外国為替市場でのウォン・ドル為替相場は、前営業日(1212.00)比2.50ウォン(0.21%)高の1214.50ウォンで取引を終えた。
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