統一部は、北朝鮮が16日午後2時49分ごろ、北朝鮮南西部の開城(ケソン)工業団地内にある南北共同連絡事務所を爆破したと発表した。
北朝鮮は韓国の脱北者団体が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を批判するビラを飛ばしたことに強く反発しており、共同連絡事務所の取り壊しを予告していた。
聯合ニュースによると、この日午後2時49分ごろ、爆発音とともに煙が上がったのが確認された。
この連絡事務所は2018年4月、南北首脳会談の「板門店(パンムンジョム)宣言」に基づいて同年9月14日に開城工業団地に設置されたもので、南北の当局者が常に接触できる初めての窓口となっていた。
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