新型コロナの再拡大・米中貿易紛争への懸念で下落・・・コスピ、1920台で取引を終え

[写真=聯合ニュース]


韓国の株式市場が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の再拡大と米中貿易紛争の可能性などによって下落して取引を終えた。機関投資家と外国人は二日連続で売り越しを続けた。

12日、コスピは前場より13.23ポイント(0.68%)下落した1922.17で取引を終えた。前営業日比3.22ポイント(0.17%)高の1938.62で出発したコスピは、取引時間中に一時1905.17まで下落し、1%台を超える下落を見せた。しかし、個人の買いに支えられ、下げ幅を大きく減らした。

投資主体別にみると、個人は唯一6063億ウォンを買い越した。一方、外国人と機関はそれぞれ3112億ウォンと2989億ウォンを売り越した。

コスピ時価総額上位銘柄の中ではSKハイニックス(2.01%)、サムスンバイオロジクス(1.02%)、セルトリオン(0.48%)などが上昇した。一方、サムスン電子(-0.72%)、LG化学(-2.31%)、LG生活健康(-0.97%)、現代自動車(-1.49%)などは下落を見せた。

金融投資業界の専門家らは、コロナの再拡大への懸念と米中貿易紛争の可能性で弱気相場を示したと分析した。

キウム証券のソ・サンヨン研究員は、「韓国の株式市場はコロナ再拡大の懸念と米中貿易紛争の可能性を勘案した株が市場に出回った」とし「コスピよりはコスダックが強気相場を示している」と説明した。

NH投資証券のノ・ドンギル研究員は「国内株式市場は個人投資家が買い越し規模を増やしている」とし「個人投資家は過去とは異なって、時価総額上位銘柄にも買い越しを集中している」と述べた。

この日、コスダック指数は0.83ポイント(0.12%)下げた684.21で取引を終えた。指数は前営業日比2.44ポイント(0.36%)高の687.48で出発して上昇を維持したが、最後には下落に転じた。コスダック指数も取引中に一時1%台の下落を見せたりもした。

コスダックも個人が指数を守った。個人が唯一1317億ウォンを買い入れ、外国人と機関がそれぞれ1015億ウォン、268億ウォン分を売り越した。

時価総額上位銘柄の中ではセルトリオンヘルスケア(1.13%)、パールアビス(2.62%)、セルトリオン製薬(3.49%)、シージェン(6.78%)などが上昇し、エイチエルビー(-8.27%)、CJ ENM(-3.42 %)、ケイエムダブリュ(-0.48%)などは下落した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기