[コロナ19] 61日ぶりに一桁台の感染・・・社会的距離置きは子供の日まで延長(総合)

  • 19日0時現在、新規感染者8人…累積1万661人

  • 強化された社会的距離置き、緩和して5月5日まで実施

[写真=亜洲経済(政府が緩和された「社会的距離置き」を5月5日まで延長することにした)]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の新規感染者が2カ月ぶりに一桁台に減少した。19日0時現在、コロナ19の新規感染者数は8人で、去る2月18日(2人)以来61日ぶりに10人以下に減った。

防疫当局によると、今月13日から五日間、20人台を維持していたコロナ19の新規感染者数は18日に10人台に下がって18人を記録した。そして一日で一桁台に減少し、小康局面に転じた。

新規感染者数が一桁に減少したのは、防疫当局の検疫強化と強化された(高強度)社会的距離置き制度、個人衛生などの努力が反映されたためとみられる。

チョン・ウンギョン疾病管理本部長は同日午後に開かれたコロナ19定例ブリーフィングで、「このような減少傾向は、ここ3カ月間、国民と医療機関、自治体が努力した結果」とし、「国民は多くの不便を甘受して社会的距離置きと自己隔離・個人衛生規則をよく守り、医療スタッフは積極的な検査・診療を行い、より大きな危険から共同体を安全に守っている」と述べた。

高麗大学九老病院のキム・ウジュ感染内科教授も、「感染者が一桁に減ったのは、これまで実施した検疫強化と感染者の追跡、社会的距離置き制度及び個人衛生の強化、医療界の努力などが調和した結果」とし、「これが良い数値につながった」と分析した。

しかし、防疫当局は依然としてコロナ19が全世界的に流行しており、先立って発生した爆発的な集団感染などを防止するため、社会的距離置きを来る5月5日の子供の日まで延長することを決めた。ただ、国民の疲労度と経済活動の回復などのため、強化された社会的距離置きを緩和した社会的距離置きに変更する。

丁世均(チョン・セギュン)国務総理(首相)はこの日の午後に行われた中央災難安全対策本部会議で、「新規感染者の発生が一桁に減り、感染経路が明らかにされていない感染者も5%以内に減少したが、無症状伝播の危険が消えないなど、安心する段階ではない」と明らかにした。

これにより、運営を中止している公共施設のうち、国立公園と自然休養林、樹木園など危険度が相対的に低い屋外・分散施設は、防疫規則を設けることを前提に段階的に運営を再開する。「無観客プロ野球」のように「分散」条件を達成することができる場合、屋外・密集施設でも制限的に運営再開を許容する。再開対象施設、日程、防疫措置など具体的な計画は、各部処で樹立して公開する。

会合・外出・行事はなるべく自制を勧告し、必需的な試験などやむを得ない場合には防疫指針を遵守する範囲で制限的に施行を許可する。

また、宗教施設・運動施設・遊興施設・塾など4大密集施設に対しては、運営中止勧告ではなく、運営自制勧告に調整され、運用する場合は防疫指針の順守命令は現在と同じように維持しなければならない。ただ、行政命令執行の際、地域別に防疫状況及び拡散の危険度を考慮し、自治体長が行政指導と禁止命令・罰則等を弾力的に適用することができるようにする。

小・中・高登校授業の場合は、状況を見守りながら登校授業と遠隔授業を並行することを議論する。

政府は、ゴールデンウィークが終わる5月5日まで現在のレベルの安定的管理が続けば、来月6日からは段階的に「生活の中の距離置き」である生活防疫に転換するという方針だ。もちろん、状況が悪化すると、社会的距離置きが再び強化される可能性が高い。
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