文大統領、総選挙の与党圧勝は「偉大なる国民の選択・・・重大な責任を感じる」

[写真=聯合ニュース(16日、前日の総選挙で与党の共に民主党が圧倒的に優勝したことを受け、文大統領が談話を発表した)]


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、「偉大な国民の選択に対し、喜びを前に重大な責任を全身で感じる」と述べた。前日(15日)に実施された総選挙で与党の共に民主党が過半数以上の議席を獲得したことに対し、国民への談話を発表したのだ。

文大統領は、「今回の総選挙は改めて世界を驚嘆させた」とし、「国民の積極的な協力と参加のおかげで新型コロナウイルス感染病(コロナ19)の世界的な大流行の中でも主要国のうち唯一、全国選挙を実施できた」と評価した。また、「国民は防疫規則を守りながら投票に参加し、自主隔離者まで含め奇跡のような投票率を記録した」と強調した。

続けて「大きな声に隠されていた真の民意を見せてくれた」とし、「国民が選挙を通じて見せたのは切実さが、国難克服のため死力を尽くしている政府に力を与えた」と、国民への感謝の意思を表明した。

さらに文大統領は「政府は重い責任感を持ち、決して自慢せず、より謙虚に国民の声に耳を傾ける」とし、「これまで経験したことのない国家的な危機に立ち向かわなければならないが、国民を信じて大胆に進めていき、必ず勝つ」と付け加えた。

一方、中央選挙管理委員会によると、今回の第21代総選挙の最終投票率(暫定値)は66.2%となり、1992年の第14代総選挙(71.9%)以来、28年ぶりの最も高い水準を記録した。
 
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