自己隔離中に無断で離脱した60代の男性に拘束令状発付・・・米国から入国し、1日2回離脱

[写真=聯合ニュース(ソウル松坡警察署は、68歳の男性A氏を感染病管理法違反容疑で緊急逮捕した)]


新型コロナウイルス感染病(コロナ19)の自己隔離措置を受けたのにもかかわらず、無断で離脱した60代の男性が拘束された。自己隔離を違反した者に対する初めての拘束令状の事例だ。

米ロサンゼルスから韓国に入国した68歳の男性A氏は、自己隔離措置中に1日2回にわたって無断で離脱し、現行犯で逮捕された。

警察によると、今月10日に米国から入国したA氏は国内に自宅がなく、隔離生活のため臨時宿泊施設に滞在していた。彼は11日に無断外出して近くのサウナに行き、同日午後2時20分ごろに通報を受け出動した警察によって宿泊施設に連れ戻されたが、この日夕方ごろ、再び宿泊施設から抜け出してサウナや飲食店などに出入りし、警察に現行犯で逮捕された。

A氏はコロナ19検体検査で陰性判定を受けたが、松坡区は感染病予防法によってA氏を警察に告発した。警察は13日、拘束令状を申請した。

改正された感染法予防法によると、防疫当局の入院・隔離指針に違反した者は、1年以下の懲役または1千万ウォン以下の罰金刑に処される。
 
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