SKテレコムが全世界の5G MECを連動する技術標準を立てる。
SKテレコムは16日、画像で行われたITU-T全体会議で、自社が提案した5G MEC(モバイルエッジコンピューティング)連動プラットフォーム関連技術が国際標準化課題として採択されたと明らかにした。 ITU-Tは電気通信関連の国際機関である国際電気通信連合(ITU)の傘下機関で、通信分野の標準を定める協力体だ。
国際標準化課題として採択された技術はITU-T内の数十カ国で議論を経た後、グローバル標準となる。
SKテレコムは5G MEC技術とサービスの汎用性の向上、技術生態系の早い発展のために「連合マルチアクセスエッジコンピューティング(Federated Multi-access Edge Computing)」標準制定をITU-Tに提案し承認を受けた。
「連合マルチアクセスエッジコンピューティング」は各通信社内の5G MECシステムを連結できる別途のチャンネルを構築し、サービス提供者が地域とキャリアに関係なく、同一の5G MECサービスを提供するのが目標である。
今回の標準は5G MEC利用客とサービス開発者の利便性を高めるものと期待される。 国際標準をベースに5G MECの連動が可能となれば、消費者は地域や通信社にこだわらず5G MECサービスを利用することができる。 また、サービス開発者は同じサービスを各通信社の5G MECシステムに最適化するためのプロセスを減らし、開発効率を高めることができる。
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