看板を付け替えた上場企業の株価下落は「二桁」・・・投資の際は「要注意」

[資料=亜洲経済]


最近6ヶ月間、商号を変更したコスダック企業の株価が、変更前に比べて平均二桁以上下落したことが分かった。コロナ19によって韓国の株式市場が大きく萎縮したのも理由にひとつだが、不良企業を隠すために社名を変えて投資家から不信を得たため、下落幅がさらに大きいと解釈される。

11日、金融監督院の電子公示によると、最近6ヶ月間、商号変更を公示した企業は計28社だった。特に取引停止や減資、スペック合併企業を除いて、公示前日比現株価の比較が可能な14銘柄の収益率を分析した結果、株価上昇率は平均マイナス67.83%と後退した。同期間、コスダック指数の下落幅5.51%の10倍を上回る。

商号を変えた上場企業のほとんどは「企業イメージの向上」や「事業の多角化」などが理由だ。好材料とみられる内容だが、むしろ株価は底を打っている。

株価の下落幅が最も大きい銘柄はSNTEK BM(エスエンテックビーエム)だ。昨年9月10日、株式会社エスエンテックから現在の商号に社名を変更した。社名変更の理由は、会社の経営目的及び事業多角化戦略だ。しかし、4000ウォンだった株価は11日現在、900ウォンにマイナス344.44%の下落率を見せている。代表取締役が2回も変更され、有償増資決定のニュースと撤回など悪材料が相次ぎ、株価はまさに急転直下する様相を見せた。

昨年11月15日に社名変更を公示したGLOSFER Labs. は、620ウォンだった株価が244ウォンに154%下落した。同社は、経営目的及び事業多角化戦略のために商号を変更したと公示した。2013年12月27日、ジャウォンからスチール・アンド・リソースシーズに社名を変えた後、2016年3月30日に、GMRマテリアルズに社名をもう一度変えたことがある。

コスダック上場企業のアールイーピーは昨年9月10日、リケム株式会社からアールイーピーに、そして今年2月21日に株式会社スカイイアンドエムに半年間、社名を2回も変更した。株価は9月10日当時、4660ウォンだったが、現在2550ウォンで82.74%が下落した。

キューブ・アンド・カンパニー(CUBE&COMPANY)も昨年10月24日に株式会社Pharmswell Bioから現在の社名に商号を変えた。会社の経営目的及び事業戦略に向けた商号変更が理由だ。しかし、3610ウォンだった株価は2135ウォンへと-69.08%の収益率を見せた。

このような下落は、社名変更が頻繁な企業が投資家たちに信頼を与えていないからだ。

金融投資業界では、会社名が既存の名称とあまりにも異なる場合、すなわち、新しい企業に見えるときは投資には注意が必要だと助言する。長い時間がかかる会社だけの「ブランド」がないということを意味しているからだ。これは、それだけ会社の価値も低いということを意味する。

金融投資業界関係者は、「相互変更企業の場合、不良な経営状態で商号だけを変え、新しい会社であるかのように見せかけることが多い」とし、「こうして投資家を募集し、被害を大きくするることが多く、投資家の注意が要求される」と述べた。
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