[コロナ10] 金融会社もやられた・・・拡散防止・業務空白の最小化に「総力」

  • エース損害保険のコールセンター感染者100人余り

  • すでに在宅勤務施行…コールセンター分散運営

[写真=聯合ニュース(11日午後、新型コロナウィルス感染者が多数発生したソウル九老区コリアビル前のバス停で防疫作業が行われている)]


ソウル九老区(クログ)にあるエース損害保険のコールセンターで90人を超える感染者が発生し、金融会社の「コールセンター」管理に赤信号が灯った。顧客接点であるコールセンターの特性上、業務の空白を最小化し、拡散防止に総力を傾けている。

11日、金融圏によると、各金融会社はコロナ19に対応したコールセンター運営指針を実施中であり、ほとんどの金融会社はコールセンターを地域別に分散して運営している。

三星火災は6つ、現代海上は4つ、三星生命は3つのコールセンターを地域別に分けており、対面会議などを禁止し、コールセンター内でもオフィスの空間を最大限に分離する形で接触を最小化している。

メリッツ火災もコールセンター別(富川社屋のコールセンター119人、釜山社屋のコールセンター161人)5~6つのパートに分けて分散勤務を施行中だ。DB損害保険は、ソウル・安養・原州・全州など4ヵ所のコールセンターの妊婦など一部の職員らを在宅勤務に転換し、非常時には全員在宅勤務が可能になるようにシステムを開発し、最近、パイロットテストまで終えた。

ライナ生命はコールセンターがソウル内だけで3つのビルに分散されており、建物内でも3階層に分離措置した。外注会社に対しても本社感染予防保護措置に準ずる措置を同一にとっており、事前チェックと発熱などの疑いに対して常時政府勧告指針に従って適用している。

NH農協生命はコールセンターの人力の最大30%まで分離勤務ができるようにし、自動応答システム(ARS)の業務範囲を法的許容値まで拡大した。

ハナ銀行は今週からコールセンターの防疫回数を週1回から2回に増やすことにし、KB国民カードはソウル・大田のコールセンターが閉鎖される場合、運営する代替事業場4ヵ所を設けた。

一部の会社はコールセンター労働者の出勤時間を調整することにした。東洋生命はコールセンターの人力最小化案を準備しており、ハンファ生命はコールセンターの運営時間を従来の午前8時30分~午後7時から午前9時~午後5時に縮小したのに続き、今月13日を自律共同年次の日として指定することにした。

一方、金融当局は金融会社のコールセンター運営状況とコロナ19予防措置の実態を視察するための調査に突入した。また、金融業界の業種別協会に「職員間の距離を置くように」という要請を盛り込んだ公文書を送った。

保険会社の関係者は、「コールセンターは顧客の加入から保険金支給まで全ての業務を担当しており、普段もとても忙しい部署」とし、「最近、コロナ19によって問い合わせがさらに増えている状況で、業務空白の最小化と予防に向けて努力している」と話した。
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