[中国コラム] 韓中関係に相応しい姿、 "互いに助け合って困難を克服しよう"

[執筆=中国中央ラジオTV総局(CGM)のJin jinzhe記者(写真=聯合ニュース・在韓中国大使館提供「在韓中国大使館は先月27日、コロナ19の拡散で苦難を経験している大邱市に医療用マスク2万5千個余りを支援したと明らかにした」)]


最近、韓国で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が拡散し、多くの中国人が心配している。中国人は中国がコロナ19に苦しんでいる時、韓国政府と国民が惜しみなく送ってくれた支持と声援を永遠に胸の中に秘めておくだろう。

今度は中国が恩返ししなければならない。中国人たちは実際の行動で韓国のコロナ19克服の努力を積極的に支持するだろう。韓中両国が力を合わせて一緒に努力すれば、近いうちにコロナ19を退治することができると信じる。

韓国はコロナ19の発生初期に徹底した疫学調査と隔離措置でウイルスの拡散を統制するように見えた。しかし、大邱地域の新天地信徒を中心とした急激な拡散が大きな変数として作用しているのが中国の感染症拡の様相と異なる様子だ。

予期できぬ変数によって大きく混乱した状況でも、中心を失わず徹底した疫学調査とともに迅速な検査を行っているため、全体的な状況統制力は失わないだろう。その過程で最も重要なのは特に感染症の発展推移を把握することであるが、中国が先に経験して蓄積したデータが韓国に大きく役に立つことを期待する。

中国はすでにコロナ19の感染を効果的に統制し、正常の経済生産を回復するために努力している。感染症の拡散によって実体経済が大きく打撃を受けたのは事実だが、それと同時に、自宅勤務を中心とした未来社会の姿に基盤したシステム構築環境が整う姿を見せたりもした。未来社会の変化した姿に合わせて、各産業分野をどのような方向に発展させていくかについての青写真を具体的に描く良い機会だった。コロナ19が過ぎ去った後の様子は、全産業分野にわたって新たな局面を迎えることになる可能性もあるだろう。

韓国と中国は近い隣国として、今は政治と経済、文化、人的交流などすべての面で密接な関係を維持している。だから両国を「運命共同体」と呼んだりもする。今回の感染症拡散の過程で、両国の成熟した関係を確認することができたのは、一つの肯定的な部分である。

各種問題が発生するたびに、直ちに関係に影響を受けた過去とは異なり、相互に必要な措置をとる過程においても互いの理解を先に求め、立場を変えて考える姿は両国の国民にとって大きな感動を与えた。

特に短い期間で両国が困難な時期を順次経験し、そのような姿がいつになく顕著に現れた。今後、さらに強固な相互信頼を土台にした韓中関係の更なる発展が期待される。
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