サムスン電子、クアルコムの次世代5Gモデムチップ「X60」ファウンドリ受注

[サムスン電子、クアルコムの次世代5Gモデムチップ「X60」ファウンドリ受注]



サムスン電子がクアルコムの新しい5世代移動通信(5G)モデムチップ「X60」ファウンドリ(委託生産契約を受注したとロイター通信が18日(現地時間)、報道した。 今回の契約締結で、サムスン電子はライバル会社の業界1位の台湾TSMCとの格差を狭めることができる見通しだ。

この報道によると、サムスン電子がスマートフォンなどのデバイスを5G無線データネットワークに接続する装置であるクォルカムのX60モデムチップの一部を生産することになるだろうとした。 X60モデムチップは以前よりも小さく、効率がさらに大きくなった。 このチップはサムスン電子の5ナノ工程を通じて製作される。

サムスン電子は現在商用化されている7ナノ分野で、TSMCと競争を繰り広げている。 技術格差は出ていないが、市場シェアでは大きな差がある。 トレンドフォースによると、昨年4四半期基準で、サムスン電子の市場占有率は17.8%で、TSMCの市場占有率(52.7%)にはるかに及ばない。

しかし、今回の5ナノ競争で、クアルコム社の受注を獲得し、市場占有率の格差を縮める機会を掴んだのだ。 先月、コンファレンスコールで、サムスンの関係者は"5ナノ製品はモバイル他、多数製品を追加し、顧客応用先を多角化する"と明らかにしている。

クアルコムは5G分野の独歩的な1位だ。 ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、クアルコムは昨年、モバイルAP、5G部門のシェア87.9%を記録した。

サムスン電子は今回、国内で発売する「ギャラクシーS20」製品に自社のAPのエクシノスを除いてクアルコム「スナップドラゴン865」を適用する戦略的決定を下した。 業界はこのような決定がクアルコムのX60を受注するための布石だったと解釈した。 韓国は現在、世界で5G加入者が最も多い。 これにクアルコムの立場からも損のない商売だったという評価を受けている。

クアルコムはギャラクシーS20にスナップドラゴン865を投入することで、5G AP分野で最強者の立場をさらに強化することになった。
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