サムスン電子、20億ウォン「マイクロLED TV」販売に拍車

[サムスン電子、20億ウォン「マイクロLED TV」販売に拍車]



サムスン電子が20億ウォンに迫る超高価「マイクロ発光ダイオード(LED)TV」販売に拍車をかける。

昨年1月、世界で初めてマイクロLED技術が適用された146型モジュール型TV「ザ・ウォール」を公開し、企業間取引(B2B)の販売を開始したのに続き、来年からは企業と消費者間取引(B2C)の拡大に本格的に乗り出す。

24日、関連業界によれば、サムスン電子は最近、インドに「ザ・ウォール・ラグジュアリー」146型と219型、292型など3種を発売した。 ザ・ウォール・ラグジュアリーはマイクロLED基盤のモジュール型ディスプレイのザ・ウォールのホームシネマ向け製品だ。 価格は大きさによって、3500万ルピー(約5億8000万ウォン)から1億2000万ルピー(約20億ウォン)に達する。

「未来型ディスプレイ」と呼ばれるマイクロLEDはマイクロメートル(μm)単位の超小型LEDを利用し、バックライトはもちろん、カラーフィルターまで無くし、LEDそのものが光源となる自発光テレビだ。 明るさ、明暗比、色再現力、ブラック表現、視野角などすべての画質領域で卓越した性能を見せる。 ベーゼルがなく、厚さが29.9ミリに過ぎず、壁に付着して使うことができる。

ザ・ウォール・ラグジュアリーは高級サウンドシステムなどと共に、ホームシネマパッケージで販売され、オーダーメード型の設置が必要なため、地域別に注文して見積もりをもらわなければならない。

サムスン電子は今年6月、米国で行われた国際映像・音響の展示会「Infocomm 2019」で、「ザ・ウォール・ラグジュアリー」を公開した後、国内をはじめ、アジア、欧州などに相次いで発売している。 9月に開かれたフランス・パリファッションウィークではこの製品をイタリアの高級ファッションブランド「Colombo Via Della Spiga」とともに協業して披露した。

製品体験や購買スペースも拡大している。 サムスン電子は英国ロンドンのHarrodsデパート内のサムスンブランド名品館とサムスン英国キングスクロスに続き、9月には韓国、10月にはシンガポールに「ザ・ウォール」ショールームを相次いで開いた。 インド外信などによると、サムスン電子は2022年までザ・ウォール「200台の販売」を目標に、超高価スクリーン市場に投資を拡大している。

市場調査会社のLEDインサイドによると、マイクロLED市場は2022年6億9400万ドル(約8000億ウォン)から2025年29億ドル(約3兆4000億ウォン)規模へと成長するものと見られる。
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