​[日中韓特集] ウリィ銀行、「連携営業·非対面」でローカル化

韓国ウリィ銀行は先進国市場で営業競争力を強化するため、現地のネットワークを拡大中だ。 世界の金融中心地である米国ニューヨークと英国ロンドンに支店を構え、香港とシンカポールでも早くから営業を開始した。

その中でもウリィ銀行は1968年、日本に東京支店を開設し日本市場での韓国金融を知らしめる役割を担ってきた。日本は1990年代に入って低金利時代が到来したが、ウリィ銀行は日本で堅調な実績を収めている。ウリィ銀行東京支店1ヵ所の総資産は先月末基準で1兆2353億ウォンに達する。ウリィ銀行は日本現地で築き上げたのネットワークを活用し、連携営業体系を強化。リテール営業はもちろん、現地企業を対象に企業金融を拡大する方針だ。

中国でも優れた成果を出している。 2007年11月、韓国の銀行では初めて中国法人(中国ウリィ銀行)を設立したウリィ銀行は現在、中国国内で21ヶ所の営業店を保有している。

特に韓国の銀行の中では初めて外国系銀行の中では6番目に中国現地でデビットカードを発行し顧客を集めた。中国での立地を固め運用資金の貸し出し、施設資金の貸し出し、シンジケートローン、個人への貸し出し、受取済み手形割引など多様な貸し出しを扱うことができた。現在、全資産のうち貸出金が占める割合は44.6%に上る。

デジタル金融サービスにも集中している。昨年1月、中国に最適化したモバイルバンキングサービスを披露し、非対面チャンネルを通じた商品販売の活性化にも乗り出した。

このほか、2016年にはウォン-人民元清算センターを新設した。両国間のウォン-人民元で行われる資金の決済や流動性供給の責任を負うため、地元の保険会社と合弁し安邦自動車貸し出しの販売を開始した。 今年5月には企業決算カードを発売したほか、現地企業対象の営業を強化している。

このような努力は成果にもつながっている。 9月末現在、中国ウリィ銀行の純利子収益は4916万ドル(約575億ウォン)、非利子収益は1321万ドル(約154億ウォン)に達する。 496万ドル(約58億ウォン)の当期純利益を遂げており、自己資本利益率(REO)は1.37%で、現地で高い水準を示した。
 
 

[사진=우리은행]


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