サムスン電子、インテルから「CPU委託生産権」獲得

[サムスン電子、インテルから「CPU委託生産権」獲得]



サムスン電子がインテルからパソコン用の中央処理装置(CPU)の委託生産権を獲得した。 インテルが主力分野のCPUの委託生産を任せたのは今回が初めてだ。 これによって、サムスン電子は先立って提示した「2030年 ファウンドリー(半導体委託生産)1位」という目標に一歩近づくようになった。

28日、業界によると、インテルは最近、PC用のCPU供給不足現象が発生し、これを解決するため、サムスン電子をはじめ、ファウンドリー会社と協力している。 インテルがCPUを委託生産できる所は世界1~3位のTSMC、サムスン電子、グローバルファウンドリーなどに制限される。

サムスン電子とインテルはメモリーと非メモリーを合わせた全体の半導体産業においてグローバル1位を争うライバルだ。 このため、業界では今回の契約に特別な意味があるという見方が出ている。

サムスン電子がTSMCより優先順位に上がったのは、TSMCが米国の制裁対象であるファーウェイと取引を維持したのが影響したという。

一方、サムスン電子は4月に発表した「半導体ビジョン2030」で、システム半導体事業の競争力強化に向けて2030年まで133兆ウォンを投資し、世界1位に上がると明らかにしている。
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