防弾ガラスが割れても・・・テスラのサイバートラック注文量「ぐんぐん」

  • デモンストレーション騒動・株価急落にも公開二日で注文殺到

[写真=テスラホームページ]


米国の電気自動車会社のテスラが野心的に出した電気駆動ピックアップトラックである「サイバートラック(Cyber​​truck)」が、デビュー戦で防弾機能のデモンストレーション途中、防弾窓ガラスが割れた「惨事」にもかかわらず、18万件を超える「予約注文」を受けたと米経済メディアCNBCが25日(現地時間)伝えた。

イーロン・マスク最高経営者(CEO)はこの日、ツイッターを通じて「サイバートラックの新車公開以降、18万7000件の先行予約の注文を受けた」と明らかにした。

これは今月21日、ロサンゼルス(LA)ホーソーンのテスラデザインセンターでサイバートラックの3つのバージョンを公開した後、48時間で14万6000台の注文を受けたのに続き、一日で注文量が更新された数値だ。

予約注文の契約金は100ドル(約11万ウォン)であり、キャンセルすると全額返金が可能であるという。そのため、かなりの「虚数」が反映された可能性を排除できないが、防弾窓ガラスの惨事を勘案すれば、結構善戦したという評価が出ている。

マスクCEOは23日、サイバートラック注文量を公開し、全体注文の42%が「デュアルモーター(モーター2個)四輪駆動」のバージョンであり、41%が「トライモーター(モーター3個)四輪駆動」、17%が「シングルモーター(モーター1個)の後輪駆動」だったと明らかにした。

テスラは去る21日、サイバートラックを初めて公開する過程でデモンストレーションの実演者が金属ボールを防弾ガラスに投げると、ガラスが割れてしまい公開的な恥をかいた。

未来志向的なデザインと力、そして耐久性を示すために企画されたこのデモンストレーションでサイバートラックは、ハンマーで叩いても割れない車体の堅牢性を見せてくれたが、いざ防弾ガラスが割れる状況が起こったわけだ。

CNBCによると、マスクCEOはその瞬間、「それでもガラスが完全に壊れてわけではない」と表情の硬いまま言い訳した。彼は「我々は(前のテストでは)レンチ(工具の一種)を投げ、言葉通り台所の流し台まで窓ガラスに投げたが割れなかった。しかし、あるおかしな理由で今、壊れた」と話した。

彼は「理由はわからない。郵便で送ったら直してあげる」と、冗談で状況を対応した。しかし、このハプニングが収録された動画は、米国全域にライブストリーミングされ、ツイッターには「サイバートラック」という単語がリアルタイム検索語として浮上した。

この事態はテスラの株価まで引き下げた。22日の株式市場で6.1%下落して引けた。

それでもサイバートラックの人気は衰えなかった。未来志向的なユニークなデザインのおかげだと推定される。

サイバートラックの開始価格は3万9900ドル(約4700万ウォン)だ。トラックは角ばった車体に銃や軍需品を連想させる灰色で製作され、一見すると装甲車のような感じを与える。サイバートラックは2021年に量産予定だ。
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