[グローバルマーケット] 第3四半期の企業業績発表良好の好材料・・・ニューヨーク証券取引所の上昇 ダウ0.89%↑

  • S&P、一時300ポイント突破…ナスダック1.24%↑

  • 銀行株の業績好調・JPモルガンの利益、前年比8%↑

  • ブレグジット合意への期待に欧州株式市場も強含み…ユーロ・ストックス1%↑

[写真=ロイター・聯合ニュース]


銀行界を中心にした第3四半期の企業業績発表の好調に支えられ、15日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場を含むグローバル株式市場が上昇して引けた。

同日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウは前日比237.44ポイント(0.89%)上げた2万7024.8で取引を終えた。S&P500指数は29.53(1.00%)上げた299.68で、ハイテク株中心のナスダック総合指数は100.06ポイント(1.24%)跳ね上がった8148.71でそれぞれ取引を終えた。

企業業績低下の予想と中国発デフレ恐怖の拡大などで下落が予想されていたニューヨーク株式市場で反転が起きたのは、第3四半期の企業業績発表が予想より良好に出てからだ。

先立ってファクトセットは、S&P500指数所属企業の第3四半期の純利益を前年同期比4.6%減少すると予測した。しかし、この日のニューヨーク株式市場取引終了前まで第3四半期の業績を発表したS&P500指数の所属企業のうち29社が予測値を上回る実績を記録した。

具体的にはJPモルガンの利益が前年同期比8%増加した90億8000万ドル(一株当たり2.68ドル)を記録し、株価が前日比3%も上昇した。クレジットカード部門の実績増加などの影響だ。シティグループも予想より良好な利益と売上高を記録し、株価が1%以上上昇した。

英国のブレグジット(Brexit・英国の欧州連合離脱)関連の楽観的な発言が出たのも、投資心理に役立った。EUのミシェル・バルニエ(Michel Barnier)首席交渉官は、今週、英国とEUの合意が依然として可能だと述べた。ブルームバーグ通信も消息筋を引用してEUと英国の交渉がブレグジット合意案の草案に近づいたと報じた。

おかげで欧州株式市場も強含みを見せた。

汎欧州株価指数であるストックス欧州600は、前日より4.43ポイント(1.11%)上げた394.02で取引を終えた。ドイツのDAX指数は143.23ポイント(1.15%)上昇した1万2629.79で取引を終え、フランスCAC40指数は58.97ポイント(1.04%)上昇した5702.05を記録した。ただ、英国FTSE100指数はポンド高の影響で1.81ポイント(0.03%)下げた7211.64で引けた。

国際原油価格は二日連続で下落した。同日、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で11 月渡しのウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)は、前取引日より1バレル78セント(1.5%)安の52.81ドルで取引を終えた。国際原油価格の基準物である11月物ブレント原油はロンドンICE先物取引所で夜9時41分現在、56セント(0.94%)下落した58.79ドルを記録した。

米ドルは弱含みを見せた。同日の午後5時30分基準、ニューヨーク外国為替市場でドルインデックス(DXY)は前日より0.16%下落した98.30を記録した。ドルインデックスはユーロ、円など主要6通貨を基準にドルの価値を指数化したものだ。

国際金価格は下落した。この日、ニューヨーク商品取引所で12月渡しの金は前日より1オンスあたり0.9%(14.10ドル)安の1483.50ドルを記録した。
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