LGイノテックが電子価格表示機(ELS)事業を自動化機器メーカー「ATECAP」に売却した。
ATECAPは30日、LGイノテックのELS事業部門を27億ウォンに譲り受けたと公示した。
ATECAP側は“LGイノテックが保有しているハードウェアおよびソフトウェア開発、製造領域の強さとサービス領域の核心的な力量のシナジーが期待される”と説明した。
LGイノテックは2015年、流通分野のモノのインターネット(IoT)市場の一つとして、ESL分野に進出し、事業を育ててきた。 しかし、ESL事業が現在、力を注いでいるモバイル・ディスプレイ・半導体・自動車電装装備などの事業分野と相性が合わないとみて整理することに決めたものと見られる。
LGイノテックは最近、事業の効率化を推進している。 これに先立ち、競争力強化のため、核心事業部の一つであるスマートフォン向けのメイン基板(HDI)事業の撤退を検討していると明らかにしたことがある。
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