サムスン電子が日本2位の移動通信会社「KDDI」に第5世代移動通信(5G)装備を供給する。
サムスン電子の関係者は30日、"KDDIに納品するのは事実"、"具体的な物量は非公開が原則"と話した。
KDDIは27日に商用5G基地局を埼玉県と福岡県など7ヵ所に設置した。 KDDIは同日、商用サービスの開始に向けて開発中の5G試験装置の連結と安定性を確認する作業に突入した。
KDDIは2020年3月、初の5G商用化を皮切りに、サービス領域を順次拡大するという計画だ。 基地局は2021年の1万622つから2023年末までに全国5万3626つに拡大する方針だ。
今回にKDDIの設備投資額は約4兆7000億ウォン水準だ。 業界ではサムスン電子が2024年までに計20億ドル(約2兆3930億ウォン)分の5G基地局設備を供給するものと推定されている。
サムスン電子の今回の装備の供給は5Gの輸出のシグナルに他ならない。 5G市場の拡大を図っている欧州など他の国への輸出可能性も高まった。
サムスン電子は2020年まで世界の通信装備市場シェア20%の達成を目標に積極的な動きを見せている。 昨年2四半期に9%だったグローバル通信装備市場占有率は今年1四半期37%に拡大され、ファーウェイ(28%)を抜いた。
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