香港デモの死者発生説、当局「デマ」・・・負傷者5人の状態は深刻

  • デモ隊・警察の衝突激化、鎮圧の強度高まり

  • 同盟休業・ゼネスト突入、中国「忍耐の限界」

[写真=聯合ニュース(送還法に反対するデモに参加した香港の市民が警察に逮捕されている)]


香港のデモ事態がますます激化し、現地で死者が発生したという噂まで流れている。

香港の当局は、「デマ」と否定したが、負傷者のうち一部は状態が深刻な状況だと認めた。

こうした中、「犯罪人の引渡し法案(送還法)」の撤廃などを要求する同盟休学とゼネストまで起こり、デモ隊と警察の再衝突の可能性が高まっている。

2日、官営環球時報によると、同日、香港政府庁舎で開かれた記者会見である香港の記者が「先月31日のデモで、警察との衝突で死者が発生した」と、事実関係の確認を要求した。

香港の張建宗政務局長は「31日には死者がなかった」とし、「すべてがデマであり、捏造されたデマを信じてはいけない」と反論した。

ただ、張局長は「当日46人の負傷者が病院に運ばれ、現在19人が入院治療中」とし、「このうち5人は状態が深刻だ」と伝えた。

香港ではこの日から大学を中心に中学・高校まで参加する同盟休学が始まった。参加した学生数だけで1万人以上だ。

また、航空・金融など21業種にわたったゼネストも行われた。同盟休学とゼネストに参加しは彼らは、一緒に集まって集会を開いている。

デモ隊は、△送還法の完全撤廃 △警察の強硬鎮圧に対する独立調査 △デモ隊の暴徒規定撤回 △逮捕されたデモ隊の釈放及び不起訴 △行政長官の直選制実施などを求めている。

香港警察はこの日、市内のあちこちで開かれる集会の大部分を許可しなかった。このため、先月31日と同様に、デモ隊と警察の間の物理的な衝突が生じる可能性が高まった。

共産党機関紙の人民日報は同日の論評で「暴徒の最終目的は香港政府を転覆させ、中央政府の全面的な統治権に挑戦することだ」とし、「忍耐には限界がある」と警告した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기