サムスン電子、スマートフォン体験館を前面に出し インド市場1位奪還する

[サムスン電子、スマートフォン体験館を前面に出し インド市場1位奪還する]



サムスン電子がフラッグシップスマートフォン「ギャラクシーノート10」発売を迎え、インド市場の攻略に拍車をかけている。 昨年、インド・バンガロールで世界最大規模の体験館を開館したのに続き、現地全域に大規模な体験空間を準備している。

22日、関連業界によれば、サムスン電子は現在、チェンナイ・ハイデラバード・ムンバイ・デリーなどインドの大都市を中心に、それぞれ900~1400平方メートル規模の敷地を購入している。

業界ではサムスン電子が昨年9月、バンガロールで披露した「サムスンオペラハウス」と類似した体験館を設置するための準備をするものと見ている。

サムスンオペラハウスは約3000平方メートルに達する世界最大のスマートフォン体験型売場だ。 実際、演劇やオペラが上映されたスペースをリモデリングし、スマートフォンやウェアラブル機器の全ての製品群を展示している。

製品の体験から購入、修理まで「ワンストップ」サービスも提供している。 開館100日ぶりに訪問客数が10万人を突破するほど現地で大きな人気を得ている。 20日、ギャラクシーノート10の発売イベントもここで開かれた。

サムスン電子は候補都市の一つで先に売場を開いた後、徐々に他の地域にも体験館を増やしていくという計画であることが分かった。

世界2位規模のスマートフォン市場を保有したインドの全域にサムスン電子が大規模な体験館を設けるのは上半期発売された「ギャラクシーS10」が底力不足で、期待に及ばない成果を収めたためと解釈される。 23日に発売されるギャラクシーノート10ではさらに攻撃的な広報をもとに、市場首位を奪還するという方針だ。

ギャラクシーS10は3月の発売直後から様々なカメラセンサーと「インフィニティ-O」ディスプレイ、無線バッテリー共有などの革新技術を基に、インドで好評を得た。

市場調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、サムスン電子は今月1四半期の現地プレミアムスマートフォン市場で、直前四半期(28%)に比べて大幅に上昇した45%のシェアを記録した。 3四半期連続で中国「ワンプラス」に奪われた王座を取り戻したのだ。

しかし、2四半期に入ってすぐ状況が反転した。 サムスン電子の市場占有率は1四半期ぶりに22%に下がった。 ワンプラスは43%で、シェアを回復し、再び1位を占めた。

幸いなのはインドのスマートフォン全体市場を基準にすると、サムスン電子が躍進しているという事実だ。 インドで売り出した超低価ラインアップ「ギャラクシーM」シリーズで、早く外縁を広めている。 サムスン電子は26.3%で、1位の小米(28.7%)との格差を2.4%ポイントに絞った。

下半期にもサムスン電子は全方位的なマーケティングや多角化したラインアップを打ち出し、インド市場のシェアを増やす計画だ。 ギャラクシーノート10に続いてフォルダブルスマートフォン「ギャラクシーフォールド」が来月発売を控えている。 中低価格製品群の「ギャラクシーA」シリーズとMシリーズもそれぞれ新製品が出る予定だ。
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