日本政府がサムスンにフォトレジスト(PR)の輸出を許可したという。
20日、産業通商資源省と業界などによると、日本政府はサムスン電子から最近、注文を受けた自国のフォトレジストメーカーの輸出許可の申請を受け入れた。 韓国に対する輸出規制を発表した後、一ヵ月後の今月初め、フォトレジスト輸出を初めて許可したのに続き、2度目だ。
当該の物量は6ヵ月分で、7日に許可を受けた3ヵ月分を合わせれば、サムスン電子は計9ヵ月分を確保することになった。 フォトレジストは半導体生産ラインの極紫外線(EUV)工程に使われる。
高純度のフッ化水素などとは違い、軍事転用の可能性がほとんどなく、輸出規制の名分が落ちるという指摘を受けた。
日本がフォトレジストの輸出を許可したことについて業界では「速度調節」、あるいは「融和ジェスチャー」という肯定的な評価が出た。 ただ、不確実性の解消と見ることは難しいという見解も依然としてある。
業界の関係者は"日本が正常な輸出許可が進んでいるという点を主張するため、「名分づくり」をしているようだ"と述べた。 さらに、"輸出許可が行われたのはいい知らせだが、フッ化水素などの輸出許可が一件もないほど、憂慮は依然としてある"と付け加えた。
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