SKイノベーション、2四半期の営業益4975億…前年比41.6%減少

[SKイノベーション、2四半期の営業益4975億…前年比41.6%減少]



SKイノベーションは26日に業績発表を通じ、2四半期連結基準の売上高13兆1036億ウォン、営業利益4975億ウォンを記録したと明らかにした。 これは前年同期比の売上額は2.5%減ったが、営業利益はなんと41.6%減少した数値だ。 ただ、前四半期比の売上高は2550億ウォン(2.0%)、営業利益は1664億ウォン(50.3%)増加した。 2019年上半期連結基準の売上高は25兆9522億ウォン、営業利益は8286億ウォンだ。

2四半期のSKイノベーションは逆マージンに近い精製マージン、域内の化学製品の供給増加とグローバル貿易紛争など最悪の経営環境にもかかわらず、製油・非精油部門のバランスの取れたポートフォリオを基に、各事業がともに良好な成績を収めた中、市場の予想を超える実績改善を引き出した。

SKイノベーションの石油事業は前四半期比2856億ウォン増加した2793億ウォンの営業利益を達成した。 不安定な国際情勢による原油価格の変動性を最小化するため、原油の導入線を多角化し、原油需給を最適化し、グローバル市場販売量の増大に努力した結果だ。

事業部門別に見ると、化学事業はパラザイレン(PX)市況の悪化にもかかわらず、2四半期全体の営業利益の約37%に該当する1845億ウォンの営業利益を達成した。 潤滑油事業はグローバルマーケティングの強化で、前四半期より改善された782億ウォンの営業利益を記録した。 非精油事業が2四半期全体の営業利益で占める割合は52.8%に達する。

石油開発事業は運営費用の削減にもかかわらず、2四半期中に行われた「ペルー56鉱区」定期補修及びガス価格の下落などの影響で、前半期対比44億ウォン減少した510億ウォンの営業利益を記録した。

バッテリー事業は在庫関連の損失削減や運営コスト削減の影響で、前半期対比198億ウォンの改善された671億ウォンの営業損失を記録した。 素材事業は顧客社の生産スケジュールの一時変動によるLiBS販売量の減少で、前四半期比32億ウォン減少した273億ウォンの営業利益を達成した。

下半期はIMO2020を控えてテスト用の低硫黄重油噴燃の需要増加などによる精製マージンの上昇とこれによる石油事業の実績改善に対する期待感が高まっている。 特にSKイノベーションの石油製品の輸出およびトレーディング専門子会社のSKトレーディング・インターナショナルはIMO2020に備えて域内最大の低硫黄原油供給を目標に先制対応しており、精製マージンの改善効果を最も享受するものとみられる。

SKイノベーションの石油事業子会社のSKエネルギーが蔚山(ウルサン)CLXに建設中のVRDSも来年上半期の完工および商業稼動が予定されていて、SKイノベーションはIMO2020で膨張する低硫黄原油市場を先導する見通しだ。
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