サムスン・LG電子"知能型半導体の開発に死活…差別化された価値を提供する"

[サムスン・LG電子"知能型半導体の開発に死活…差別化された価値を提供する"]



サムスン電子とLG電子が人工知能(AI)時代に新成長動力として挙げられる「知能型半導体」の開発に死活をかけている。 今後、AIを全ての機器とサービスと結合し、差別化された価値を提供するためだ。

知能型半導体を活用すれば、人間が生地の量や汚染度を見て洗濯コースを選択する方式から、洗濯機に搭載されたAIが自ら生地の状態をチェックし、最適の洗濯コース実行することになる。 また、外部のサーバーにデータを送らず、スマートフォン内部でAI演算が可能な「オンデバイス(on-device)」の具現にも知能型半導体は欠かせない。

LG電子のチェ・スンジョンCTO(最高技術経営者)部門SICセンター副社長とサムスン電子総合技術院のシム・ウンスAI・SW研究センター長(専務)は24日、ソウルで開かれた「知能型半導体フォーラム」で、「グローバル先導企業になるためには知能型半導体が核心」と口をそろえた。

この日、「市場先導製品と知能型半導体ソリューション」というテーマで発表に乗り出したチェ副社長は多くの企業が知能型半導体に参入する理由について「最高になるため」と説明した。

彼は"TV市場でグローバル1・2位をしているサムスン、LG電子いずれも独自チップを開発していて、モバイルではアップル、サムスン、小米、ファーウェイなどが独自チップを持っている"と話した。

続いて"オンラインサービス業者だったグーグル、アマゾン、フェイスブックなども最近、チップの開発、半導体企業の買収合併(M&A)に取り組んだ"とし、"中国企業も半導体開発を非常に熱心にしていて、トップ(Top)水準に達した"と強調した。

チェ副社長は"セットメーカーで3位以内に入るためには商品企画、マーケティング、サプライチェーン管理(SCM)など多くの力量が必要だ"、"しかし、最終1位の争いでは知能型半導体が必須"と話した。

また、"LG電子はAIを新しいゲームチェンジャーとみている"とし、"TV、エアコン、ロボット清掃機など家電機器の本質の技術向上に集中して勝負する"と強調した。

続いて「ソフトウエア(SW)・ハードウエア(HW)融合基盤のAIプロセッサ」というテーマで発表に乗り出したシム専務は"今回のフォーラムはシステム半導体、システムオンチップ(SoC)など知能型半導体産業をともに育てていこうという目標で作られた"とし、"企業のエンジニアとして関連悩みを分かち合いたい"と話した。

彼は知能型半導体を育てるためには高度化したプロセッサ技術、新素材・ニューメモリー開発、Dラム・Sラムの高度化などが複合的に必要だとみている。

シム専務は"最近、AI技術の爆発的発展はニューラルネットワークに基盤したディープラーニング技術が駆けつけている"とし、"AI応用のためのSoCはディープラーニングアルゴリズムの効率的な処理能力を持たなければならない"と説明した。 SoCは一つのチップに完全駆動が可能な製品とシステムが一緒に入っていることをいう。

彼はまた、"アルゴリズム、アーキテクチャ、サーバなど総合的な技術が融合されこそ、システム半導体が成長することができる"高度強調した。

シム専務は"ニューラルプロセッサとそれを含むAIプロセッサアーキテクチャの設計はディープラーニングアルゴリズム、音声認識、ビジョンなどAI応用アルゴリズムの理解および発展方向に対する予測によって多くの意思決定が行われる"とし、"また、プロセッサでの最終的なAI応用性能はコンパイラ設計とSW・HWの統合最適化に大きく影響される"と説明した。

続いて"サムスン電子はファウンドリ、メモリー半導体など蓄積してきた関連技術がかなりある"とし、"システム半導体分野がまだまだ先だが、そんなに劣っていない"と述べた。
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