[グローバル株式市場] 米、EUに報復関税の賦課計画・・・ニューヨーク株式市場の小幅上昇 ダウ0.26%↑

[写真=聯合ニュース]


2日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米国の欧州連合(EU)に報復関税を賦課するだろうというニュースにもかかわらず米中貿易交渉の再開に支えられ、連日上昇傾向を示した。ダウは前取引日比69.25ポイント(0.26%)上げた2万6786.68で取引を終えた。S&P500指数は8.68ポイント(0.29%)上昇した2973.01で、ナスダック指数は17.93ポイント(0.22%)跳ね上がった8109.09で終えた。

市場はひとまず米中貿易交渉の再開を喜ぶ姿だ。ただ、両国が最終合意に至るのは容易ではないという意見が多い。

ドナルド・トランプ米大統領は「中国との交渉はすでに始まっ状態」だとし、「ただ、中国がここ数年間、米国との貿易で利益を享受しただけに、今回の合意は米国に多少友好的に(somewhat tilted)行われるべきだ」とし、相手を少し刺激しかねない発言を残した。

一方、米国はEUとまた別の貿易紛争を準備する姿だ。この日、米国通商代表部(USTR)は「EUが不法航空補助金を通じて、米国の企業が損失を被るようになった」とし、「これに対する報復措置として、米ドル40億ドル規模の追加関税を賦課する計画だ」と発表した。

経済指標は良好だった。米国供給管理協会(ISM)は、「今年6月にニューヨーク市のビジネス環境の指数が直前の48.6から50.0に上昇した」と明らかにした。去る5月に記録された48.6は、最近2年間の最低値だった。ちなみに、指数は50を基準に上は景気拡張を、下は景気萎縮を指す。

欧州の主要株式市場は上昇して取引を終えた。英国FTSE100指数は前取引日比61.69ポイント(0.82%)上げた7559.19で終了した。ドイツのDAX指数は5.34ポイント(0.04%)上昇した1万2526.72を記録した。汎欧州指数のストックス50は10.39ポイント(0.30%)増加した3507.98で、フランスCAC40指数は8.91ポイント(0.16%)跳ね上がった5576.82でそれぞれ取引を終えた。
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