[グローバル株式市場] パウエルの「漸進的な利下げ論」に投資家たち失望・・・ニューヨーク株式市場の下落 ダウ0.67%↓

[写真=聯合ニュース]


25日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が連邦準備制度(Fed・FRB)議長の利下げに関する保守的な発言に投資心理が急激に萎縮され、下落で取引を終えた。ダウは前取引日比179.32ポイント(0.67%)落ちた2万6548.22で終了した。S&P500指数は27.97ポイント(0.95%)下げた2917.38で、ナスダック指数は120.98ポイント(1.51%)下落した7884.72で終えた。

この日、ジェローム・パウエルFRB議長は「FRBは短期的な政治的圧力から独立したところ」だと、中央銀行としての独立性を強調した。ただ、パウエル議長は「必要な場合、景気を刺激するための道具使用に準備ができている」と段階的に利下げる方向へと力を入れた。

パウエル議長の発言に市場は大きく失望する様子だ。年内に最大50bp(ベーシスポイント)まで利下げるという市場の期待感に水を差したわけだ。米セントルイス連銀のジェームズ・ブラード総裁も50bp利下げ論について「ちょっと行き過ぎた面がある」と言及した。彼は、FRB内でも代表的な「ハト派(通貨緩和を好む)だ。」

一方、米中​​貿易紛争は相変わらず続いている。この日、米国は中国の大手銀行3カ所を制裁違反の疑いで調査した。これに対して中国商務省の王受文次官は、「貿易合意の妥結のためには、両国とも譲歩しなければならない」と主張した。

欧州の主要株式市場は英国の株式市場を除いて下落した。英国FTSE100指数は前取引日比5.74ポイント(0.08%)上昇した7422.43で終了した。ドイツのDAX指数は46.13ポイント(0.38%)下落した1万2228.44を記録した。汎欧州指数のストックス50は11.21ポイント(0.32%)落ちた3444.36で、フランスCAC40指数は7.14ポイント(0.13%)減少した5514.57でそれぞれ取引を終えた。
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