[グローバル株式市場] ECB景気刺激に米FRBの利下げ可能性高まり・・・ニューヨーク株式市場の上昇 ダウ1.34%↑

[写真=聯合ニュース]


18日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米中両国の首脳間の電話会談で貿易交渉再開の可能性が高まった中、欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁の景気刺激策の発言まで出て上昇を示した。ダウは前取引日比353.01ポイント(1.35%)上げた2万6465.54で終了した。S&P500指数は28.08ポイント(0.97%)上昇した2917.75で、ナスダック指数は108.86ポイント(1.39%)増加した7953.88で終えた。

ドナルド・トランプ米大統領は、自分のツイッターアカウントを通じて、「中国の習近平主席との電話会談をした」とし、「来週に行われる主要20カ国(G20)首脳会議で拡大会談を進める計画だ」と言及した。ただ、中国側でまだ習主席がトランプ大統領と直接会うかどうかについて確定的な言及を避けている。

ECBのマリオ・ドラギ総裁はこの日、ポルトガルで開催されたECBフォーラムで「インフレが私たちの目標レベルより低い状態を維持する場合、追加の景気刺激策を取るだろう」と述べた。続けて「今後数週間以内にどんな政策を打ち出すかを決める予定だ」と付け加えた。

近いうちにECBの景気刺激策の発表があると伝えられ、市場はFRBの利下げについて、さらに確信している雰囲気だ。BOSのジェニファーエリソン理事は「市場は7月の利下げの決定を期待している」とし、「もし引下げに対する否定的なシグナルが少しでも感知される場合、投資心理が急激に萎縮する可能性が大きい」と分析した。

経済指標は市場の予想を下回った。米国商務省は「5月の住宅着工実績は前月比『0.9%減少』した126万9000軒」と発表した。専門家らは「0.5%の減少」を予想した。期待よりも不振だった理由は、4月の住宅着工実績が既存の「5.7%増加」から「6.8%増加」に上方修正され、予想よりも大幅に減少したためだ。

欧州の主要株式市場は上昇で取引を終えた。英国FTSE100指数は前取引日比85.73ポイント(1.17%)上げた7443.04で終了した。ドイツのDAX指数は245.93ポイント(2.03%)回復した1万2331.75を記録した。汎欧州指数のストックス50は69.68ポイント(2.06%)上昇した3452.89で、フランスのCAC40指数は118.78ポイント(2.20%)上昇した5509.73でそれぞれ取引を終えた。
 
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