競売市場で再び頭をもたげる「江南不敗」

[写真=gettyimagesbank]


競売市場で様子見の争いが激しい。 「取り合えず何でもいい」という江南の高価アパート(マンション)も「ワンテンポ休もう」という雰囲気だ。

注目すべき点は、競売市場が冷え込んだ今年初めの雰囲気とは異なり、落札価格が鑑定価格の90%以上のレベルで形成されている点だ。保有税の改正案と第3期新都市指定によるリスクが解消され、ソウルを中心に大型開発の好材料が相次いで「江南不敗の神話」が徐々に頭をもたげる姿だ。

13日、裁判所競売専門企業であるジージー(GG)オークションの関係者は、「最近オークション市場では、ソウル高価アパートの場合、1回目のときにほとんど流札されたが、2回目で落札されたケースがほとんどだ」と話した。

続けて「2回目のとき競争率が跳ね上がって鑑定価格の90%以上のレベルで落札される。期待のようにな安い価格で売れてはない」と状況を伝えた。

最近10億ウォンを超えるソウル高価アパートの多くは、2回目あるいは3回目で落札される。先月には、ソウル市江南区三成洞ロッテキャッスルプレミアの専用面積213.4㎡が2回目で落札された。今月に入っては、瑞草区瑞草洞サムスン瑞草ガーデンスイートの専用244.9㎡が3回目で、江南区大峙洞レミアン対峙パレス114.2㎡が2回目で落札された。

需要者たちが最初の競売に乗り出さない理由は、不動産市場が下落期に入って今後、価格がさらに下落という期待心理が作用したと分析される。また、今年に入って高価アパートの取引冷え込み、アパートの価格を判断する根拠があまりない点も影響を与えたものとみられる。

しかし、注目すべき点は、これらのアパートが1、2回は流札されたものの、鑑定価格の90%以上のレベルで取引が行われるなど、市場の期待ほど安い価格で売れてはいないということだ。昨年、恐ろしく価格が高騰しながら記録した最高比価格に比べると安いものの、今年初めに出た急売に比べ、高い価格で取引されている。

国土交通部の実際取引価格によると、ロッテキャッスルプレミア213.4㎡は、今年1月に29億1000万ウォンで取引された。直前の最高価格は昨年8月に取引された31億3000万ウォンだ。このアパートは、最近競売で2回目に29億8000万ウォンで取引された。直前の最高価格に比べて低く取引たものの、今年の初め価格より高く売れたのだ。

また、江南区大峙洞レミアン対峙パレス114.14㎡は、4月に28億5000万ウォンで取引された。直前の最高価格は昨年8月に31億ウォンで取引された。このアパートもやはり競売2回目で29億1399万ウォンで売られ、直前の最高価格比安いものの、今年4月に比べて価格が上昇した。

江南区にある現地の不動産屋代表は、「保有税の改正案の影響はすでに取引に全部反映され、資産家たちは江南の高価アパートをしっかり握っている」とし、「買収の問い合わせも少ないが、売物もない」と話した。

ジージーオークションの関係者は、「一回流札されると鑑定価格が20%ほど低くなるため、それまで待つが、競争率が跳ね上がって期待したより高い価格で取引されている」と話した。続けて「昨年の9・13対策以後に経験した低迷が少しずつ良くなっている雰囲気だ」と説明した。

 
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