韓進、「偽装系列会社」5カ所の内部取引の割合97%

[写真=韓進グループ提供]


韓進グループの「偽装系列会社」5カ所が、売上高のほとんどを内部取引で満たしてきたことが分かった。

13日、金融監督院の電子公示を見ると、世界混載航空貨物とテイル通常、テイルケータリング、チョンウォン冷蔵、ダブルユーエイシー航空サービスは、2018年の売上高304億ウォンのうち約97%に該当する296億ウォンを、大韓航空を含む韓進グループ系列会社から上げた。

世界混載航空貨物とテイル通常、テイルケータリング、チョンウォン冷蔵、ダブルユーエイシー航空サービス5カ所は、1976〜2009年に建てられた。主な出資者は、イ・サンジン氏をはじめ6人だ。イ・サンジン氏は、韓進グループの趙源泰(チョ・ウォンテ)会長の母方の叔父であり、李明姫(イ・ ミョンヒ)元一宇財団理事長の弟だ。

公正取引委員会は2018年、世界混在航空貨物とテイル通常、テイルケータリング、チョンウォン冷蔵、ダブルユーエイシー航空サービスを韓進グループの偽装系列会社と見て、強制的に系列編入させた。これだけではなく、趙源泰会長の配偶者であるキム・ミヨン氏の家族会社であるソファ貿易も今年に入って韓進グループに含まれた。

世界混載航空貨物とテイル通常、テイルケータリング、チョンウォン冷蔵、ダブルユーエイシー航空サービスは、これまで外部監査対象(資産総計120億ウォン以上)から外されていた。外部に簡単に露出されなかった理由だ。ただし、世界混在航空貨物の資産総計は2018年末に120億ウォンを超えた。1年の猶予を経て、来年からは監査報告書を提出しなければならない。

このような5社とは異なり、ソファ貿易は売上高を内部取引としてあげていなかった。会社の規模も最も小さかった。資本総計は2018年末に7億ウォンだった。同年の売上高は7億ウォン、営業損失は4億ウォンを記録した。

ソファ貿易は公正取引委員会に今年5月末までに提出しなければならない企業集団の現況を一週間ほど遅れて出したりもした。韓進カールの関係者は「公示を準備する過程で時間が多少遅れた」と述べた。トップ一家の個人会社であるソファ貿易の公示業務は韓進カールが担当していた。
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