4月までの累積販売されたグローバル電気自動車(EV、PHEV、HEV)搭載バッテリーの使用量順位で韓国系3社がすべてTOP 10の座を固守した。LG化学とサムスンSDI、SKイノベーションがそれぞれ4位と6位、9位を占めた。
5日、SNEレポートによると、2019年1〜4月の世界各国に車両登録された電気自動車バッテリーのエネルギー総量は32.2GWhで、前年同期比101.9%増加した。
中国の電池メーカーCATLが1位を守った中、LG化学は3.4GWhで前年同期比成長率(90.4%)が市場平均を下回り、順位が4位に一階段下がった。サムスンSDIは960MWhで小幅増加したことにとどまったが、順位は前年同期と同じ6位を維持した。SKイノベーションは643MWhで3倍近く急増して順位が9位に五階段上がった。これで今年に入って3カ月連続TOP 10の地位を守った。
LG化学SKイノベーションの成長ぶりは、各社のバッテリーを搭載しているモデルの販売増加に起因する。LG化学は主に現代コナEV、ジャガーI-Pace、アウディE-トロンなどの販売好調が成長につながった。SKイノベーションは、ニロ(Niro)BEVとソウルブースターなどの販売増加が成長を牽引した。
4月にも中国系と日系企業の攻勢の中でメーカーごとに成長推移がますます分化される様相だ。既存のメジャー3社であるCATLとBYD、パナソニックが確固たる地位を確立した中で、GuoxuanとCALBがシェアを増やしているが、AESCは二桁の減少を続けており、PEVEもシェアが落ちた。
これに比べて韓国系はSKイノベーションが着実に高成長を見せており、LG化学も2倍以上急増したが、サムスンSDIは継続的にシェアが下落している。今後、国内業界が全般的にもっと躍進しなければならない状況だ。
一方、2019年4月のグローバル電気自動車のバッテリー使用量は8.8GWhで、前年同月比68.7%増加した。
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