ユン・デヒ信用保証基金理事長「ユニコーン企業を育てる・・・最大70億支援」

  • 就任1周年の記者懇談会で推進計画を明かし

  • 今年の革新企業10社選定、成長資金の供給

[写真=信用保証基金提供(ユン・デヒ信用保証基金理事長)]


信用保証基金(以下信保)が成長可能性の高い国内の革新企業をグローバルユニコーン企業に育成するプログラムを今年から実施する。また、信保が保有した企業の源泉データを銀行、格付け会社(CB)などが活用できるようにデータバンクを構築する。

ユン・デヒ信保理事長は4日、ソウル中区プレスセンターで就任1周年の記者懇談会を開き、「ユニコーン企業育成のための『革新アイコン支援プログラム』を導入する」とし、「革新アイコン企業に最大70億ウォンを支援し、十分な成長資金を供給する」と述べた。
ユニコーン企業は価値10億ドル(1兆ウォン)以上のスタートアップだ。全世界に計311社のユニコーン企業があり、このうち75.9%が米国と中国企業である。韓国企業は2.2%(8社)に過ぎない。

ユン理事長は「今年の革新アイコン企業10内を選定する予定だ」とし、「革新アイコン企業の専担組織と企業をマッチングして最長8年間の信用保証、保証連携投資、コンサルティングなどカスタム密着サービスを提供し、ユニコーン企業の誕生を牽引する」と自信した。

信保は創業2年以上10年以内の企業のうち、革新的なビジネスモデルで優秀中堅企業やグローバル企業に成長する可能性が高い企業を革新アイコン企業に選定する計画だ。先月31日から公告を通じて申請を受け付けている。

また、信保は企業の源泉データをFintech(フィンテック)企業など民間に開放する「データバンク」を2020年までに構築する計画だ。

ユン理事長は「保証過程で企業に対する現場点検を実施するが、この時、企業の財務情報、金融情報、稼働率、電力使用量、賃金水準、労働者の熟練度などのようなデータを得る」とし、「信保が提供されたこのようなデータを民間で活用すれば、CBと銀行、企業が同伴成長する好循環構造を設けることができる」と期待した。

これと共に非対面方式の投資・融資、人材・技術マッチング、成長コンサルティングなどのサービスを提供できるデジタル基盤プラットフォームも2021年までに構築する。

この他にも信保は文化コンテンツ産業を支援するために「文化産業完成保証」を導入する。

完成保証とは、文化商品製作会社が配給会社に契約の内容通り商品を完成して引き渡すとができるように、金融会社からお金を借りるときに負担する金銭債務を保証するものだ。

信保は去る3月、文化体育観光部から完成保証運用機関として指定され、完成保証制度の導入の向けた基盤造成作業を進めており、下半期に150億ウォンを支援する計画だ。

 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기