[為替テク] 不安時は安全資産である「金テク」をしてください

  • 銀行が金を購入するゴールドバンキング・直接投資するゴールドバーを購入

  • 米中貿易紛争の激化に市中銀行のゴールドバー販売100億ウォン突破

[写真=gettyimagesbank]


米中貿易紛争の深化とウォン・ドル為替レート急騰、リデノミネーション(通貨単位変更)の可能性など対内外的に経済の不安定性が拡大され、安全資産への関心が高まっている。このように不安定性が大きくなる時期には、安全資産である金に投資する「金テク」が考えられる。

金テクの方法は、直接投資と間接投資がある。「金通帳(ゴールドバンキング)」は、代表的な間接投資方法の一つだ。

金通帳は、顧客が一定金額を銀行に入れておくと、銀行が金の相場と為替レートに合わせて毎日金を購入してくれる商品だ。満期になると、満期日基準の告示価格に合わせて現金または金の実物などで支給される。主に韓国ウォン安の場合、利益を得ることができる。

市中銀行の金通帳は小額でも投資することができ、いつでも買い戻しできるという点で資産家だけでなく、一般顧客も多く投資をしている。金通帳の手数料は2%前後であり、収益に対する配当所得税15.4%がつく。

金に対する接投資商品であるため、預金者保護はされない。満期時に引き出す場合、付加価値税とゴールドバーの製作費用(金価格の約5%)がかかる。

市中銀行の金通帳としては、新韓銀行の「ゴールドリッシュ・ゴールドテク」、KB国民銀行の「KBゴールド投資通帳」は、ウリィ銀行の「ウリィゴールド投資」などがある。

最近、これらの銀行の金通帳の販売量は大幅に増えた。新韓・国民・ウリィ銀行3カ所の金通帳の口座数を全部合わせると20万個を超える。商品発売初期の2008年には金通帳の口座数が5000個であったのと比較すると、40倍以上も規模が大きくなった。

市中銀行のうち最も先に金通帳を発売した新韓銀行のゴールドリッシュ累積残高は4月末基準4159億ウォンで、3月末(4096億ウォン)より63億ウォン増加した。

金に直接投資する方法としてはゴールドバーの購入がある。ゴールドバーは金通帳とは異なり、金の実物を購入することだ。

銀行によって異なるが、通常3〜5%の手数料と消費税10%が付く。1g単位で取引することができ、5万ウォン前後の小額でも投資することができる。

国民・ハナ・ウリィ・農協など4つの市中銀行のゴールドバー販売額は、4月末基準81億7000万ウォンであり、3月末(37億1000万ウォン)に比べ2倍以上に増加した。5月に入ってからはゴールドバーの販売額が100億ウォンを超えた。

ゴールドバーを求める人たちが増え、一部の銀行は供給量がすべて完売され、ゴールドバーの販売を中止したりもした。国民銀行はゴールドバーの販売が急増すると、10gと100gのゴールドバー商品を先月15日から一時販売停止した。

金融圏の関係者は、「米国と中国の間の貿易紛争が高まり、世界経済に対する不安感が大きくなって安全資産への選好現象がはっきりしている」とし、「さらに、国内でもリデノミネーションの可能性が言及され、現金よりは金を保有しようとする人々の関心が高い状況だ」と述べた。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기