鄭義宣首席副会長、高性能EV会社「リマック」に8000万ユーロ賭博…「ゲームチェーンジャー」に浮上

[鄭義宣首席副会長、高性能EV会社「リマック」に8000万ユーロ賭博…「ゲームチェーンジャー」に浮上]



現代車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)首席副会長が高性能電気自動車(EV)市場の先取りのため、大きな賭けをした。

鄭首席副会長は高性能EV市場で主導権を握ってグループが目指す「クリーンモビリティー(Clean Mobility)」への転換をさらに加速させる計画だ。 これは未来車市場で現代自動車グループが「ゲームチェーンジャー」へと衣替えするにでも大きく貢献するものと期待される。

現代・起亜車は14日、クロアチアの高性能EV会社である「リマック・アウトモビリ(Rimac Automobili)」に1000億ウォン規模を投資し、高性能EVの開発に向けて相互協力すると明らかにした。

鄭首席副会長は13日(現地時間)、クロアチア・ザグレブのリマック本社で開かれた両社の「戦略的な事業契約締結式」で、"リマックは高性能車両に対する消費者のニーズを満たし、当社のクリーンモビリティー戦略に向けた最高のパートナー"だとし、"多様なグローバル製造社ともプロジェクト経験が豊富で、多様な業務を一緒にできるものと判断される"と話した。

同日の契約で、現代車は6400万ユーロ(約854億ウォン)、起亜自動車は1600万ユーロ(約213億ウォン)など計8000万ユーロ(約1067億ウォン)をリマックに投資する。

これを基に来年、高性能EVや水素電気車(FCEV)プロトタイプを披露する計画だ。 その後、高性能EVの量産を積極的に推進する方針だ。 特に高性能のFCEVモデルが量産される場合、「世界初」というタイトルも獲得できるものと見られる。

現代・起亜車は現在、量産型EVモデルにパワートレーンシステム技術を確保している。 昨年、前年比123%増加した計6万2000台あまりの純粋EVを販売するなどグローバル市場での競争力も立証したことがある。

リマックはハイパー電動型システムやEVスポーツカーの分野で独歩的だ。 △モーターや減速器、インバータなどで構成される高性能EVパワートレーン △車両制御及び応答性向上のための各種制御技術 △バッテリーシステムなどで業界を圧倒している。

昨年、スイス・ジュネーブモーターショーで公開したEVスポーツカー「C_Two」の場合、1888馬力(ps)の出力をもとに、停止状態から時速100キロを1.85秒で走破する性能を誇る。 リマックはグローバルメーカーと高性能電気自動車用部品や制御技術を共同開発した豊富な経験も確保している。

一方、現代・起亜車は4次産業革命時代を迎え、未来車の核心技術を強化するため、戦略投資と協業を果敢に拡大している。 昨年、東南アジア最大の車両の共有会社である「Grab」に2億7500万ドルを投資した。 今年3月にはインド1位の車両共有会社企業「Ola」に3億ドルを投資し、未来モビリティー時代を切り開くための協業を進めている。
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