自動車業界、文大統領の「新北方政策に賛同」・・・ウズベイスタンに電気自動車工場の建設推進を検討

[写真=聯合ニュース(文大統領が先月18日(現地時間)ウズベキスタンのタシケント国際空港に到着し、ウズベキスタンのアブドゥッラー・アリポフ首相と挨拶を交わしている)]


現代車がウズベキスタンに電気自動車工場の建設を推進しているという。

エコカーの生産拡大を通じて未来の自動車市場に備え、ウズベキスタンなど中央アジアとともに経済成長を図るという文在寅(ムン・ジェイン)政府の新北方政策にも力を入れようとする戦略とみられる。

8日、関連業界によると、現代自動車はウズベキスタンのフェルガナ州コーカンド自由経済特区に電気自動車工場設立を準備していると伝えられた。

フウズベキスタンのシャヴカト・ミロモノヴィッチ・ミルズィヤエフ大統領も最近フェルガナ州を訪れ、このようなプロジェクトを発表した。特にミルズィヤエフ大統領は、今回のプロジェクトを承認しながら特別な注意を払うことを要請した。

現地事情に明るいある関係者は、「ウズベキスタンは政府次元で電気自動車への関心が高い」とし、「コンソーシアムを構成し、具体的な内容を進めていると聞いている」と述べた。

フェルガナ州の電気自動車工場の建設が現実化されると、現代車はウズベキスタンだけで2ヵ所の工場を保有することになる。ウズベキスタンが名実共に現代自動車の中央アジア戦略拠点として位置づけられるという意味だ。

昨年11月、現代自動車はウズベキスタンのナマンガン州で商用車組立工場を建設した。現代車の初の中央アジア工場である。来る9月からトラックやバスなどの組立生産を開始し、3年以内に年間3000台(トラック2000台、バス1000台)までの製造量を増やす計画だ。

これだけではない。現代車は去る4月、カザフスタンのアルマトイも組立工場を建てることにした。今月着工に入った後、来年末に完成する予定だ。2021年5月に量産が本格化すれば、年間1万5000台規模の車を生産することになる見通しだ。

現代車の中央アジアの攻略は、文在寅大統領の新北方政策と合致し、今後さらに高速がはやまると観測される。文大統領は、新北方政策を実現するため、先月就任後初めて中央アジア歴訪に出たことがある。

大韓商工会議所の関係者は、「中央アジアの中心部にあるウズベキスタンは、新北方政策の重要パートナーでありユーラシア進出の橋頭堡になれるところだ」とし、「自動車など主要産業を育成しようとする中央アジア諸国は、国内企業の機会の地になるだろう」と説明した。

一方、現代車の関係者は、「ウズベキスタン電気自動車工場の設立を検討していない」とし、このような内容を否定した。

文大統領が先月18日(現地時間)ウズベキスタンのタシケント国際空港に到着し、ウズベキスタンのアブドゥッラー・アリポフ首相と挨拶を交わしている。

 
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