「KT阿峴支社の火災原因は確認不可」・・・5ヶ月間も原因が見つからず捜査終了

  • 警察、昨年11月から内部捜査・・・原因・発火地点の特定できず

[写真=聯合ニュース(昨年11月24日に発生した西大門区忠正路KT阿峴支社の火災現場)]


通信大乱を起こしたKT阿峴(アヒョン)支社の火災原因が5ヶ月間続いた調査でも明らかにされないまま関連捜査が終結される。

ソウル西大門警察署は30日、「長時間の火災でKT阿峴支社の通信溝内部がひどく燃えて具体的な発火地点を探すことができず、科学的に検証する発火の原因にも究明することができなかった」とし、「事件を内査終結する予定だ」と明らかにした。

警察は、放火かどうかについては閉鎖回路(CC)TV映像を確認した結果、通信溝に出入りした人がいなく、可能性が薄いと判断した。実火災の可能性もやはり確認することができないとみた。

昨年11月24日、西大門区(ソデムング)忠正路(チュンジョンロ)KT阿峴支社ビルの地下通信溝で火災が発生した。この火は10時間後鎮火したが、光ケーブルと銅線ケーブルなどがすべて燃えてしまい、他の阿峴支社の回線を使う中区・龍山・西大門区一帯で通信障害が発生した。

警察は火災直後、捜査専門担当班を設けて発火の原因に対する内部捜査に入った。国立科学捜査研究院(国科捜)と消防当局、韓電、電気安全公社などが参加した中、3度にわたって火災現場の調査と2度の合同会議を開催した。

国科捜は、通信溝マンホール周辺が疑われるが具体的な発火地点を限定することができず、人による実火災などの可能性は少ないと鑑定した。消防当局も火災の原因は不明だが、通信溝内の換気扇コントロールパネルから発生した可能性を提示した。警察の調査結果、火災が発生した日に地下1階の通信溝内の作業や出入りはなかったことが確認された。

警察はKTと担当省庁である科学技術情報通信部などに通信溝CCTV・スプリンクラーなど火災予防装置の設置と管理マニュアル強化などを通知する予定だ。
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