韓銀、李柱烈総裁「企業投資の活力のために努力が必要」

[李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁[写真=聯合ニュース]]


「現在の経済状況を厳重に見る必要がある。困難を打開するために経済成長のエンジンである企業投資に実質的に活力を吹き込める政策努力が必要だ。」

李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁は26日午前、ソウル中区の韓国銀行本部で国内の主要10銀行の頭取らと「金融協議会」を開き、このように述べた。この日の協議会に集まった銀行の頭取らは、経済の革新成長を後押しすることで意見が一致した。

前日、韓銀が発表した今年の第1四半期の経済成長率は-0.3%で、金融危機以降最も低い水準だ。経済のマイナス成長は、設備投資が昨年第4四半期の4%台から今年第1四半期-10.8%へと急激に萎縮したことが理由だった。つまり企業が投資をしない状況が景気を急激に萎縮させたことである。

これに対して李総裁は、「韓国経済が困難な状況に置かれていることは事実であり、対外環境が友好的でない中、民間部門の活力が低下している」とし「第1四半期のマイナス成長の主な要因の一つが企業の投資不振だっただけに、企業の投資心理がよみがえってこそ成長の流れの回復を繰り上げることができる」と強調した。

参加者らは最近、国内外の経済環境の不確実性が非常に高いだけに政策当局と金融機関が中小企業の経営環境や問題点、資金事情などを綿密に調べ、必要に応じて適切な支援策を用意しなければならないという意見を提示した。

また、経済状況が厳しいほど、金融機関が本来の任務である金融仲介の機能を積極的に行って韓国経済の革新成長を後押しするために力を入れるべきだという見解も示した。このため、各銀行の頭取らは、成長の潜在力が大きい革新的な企業を着実に発掘し、未来の有望な産業がきちんと根付くことができるよう、支援する努力を強化することにした。
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