交易条件16カ月連続悪化...輸出量2カ月連続下落

[資料=韓国銀行提供]


交易条件が16カ月連続で悪化した。 液晶ディスプレイ(LCD)とスマートフォンなど、主力輸出品の輸出量と金額が軒並み減少したためだ。

韓国銀行が24日発表した「2019年3月の貿易指数と交易条件」によると、先月の純商品交易条件指数は92.27で1年前より5.1%(4.91ポイント)減少した。

純商品交易条件指数は、商品1点を輸出したお金で買える輸入品の量を指数化したもので、商品1点を輸出した時、輸入できる商品の量が1年前に比べて5.1%減少したという意味である。純商品交易条件指数は2017年12月(99.43)以来、16カ月連続減少している。

輸出物量指数と輸出金額指数がすべて下落した影響が大きかった。先月の輸出物量指数は151.16で、1年前より3.0%下落した。2月に3.2%減少したのに続いて2カ月連続下落した。輸出物量指数が2カ月連続減少したのは2016年9月(-2.7%)及び、10月(-5.4%)以来初めてだ。

電気・電子機器が前年同月比7.0%下落した。特に主力輸出品である携帯電話が-40.5%減り、8カ月連続下落した。 LCDも-13.5%減少し、3カ月連続下落した。一般機械の輸出物量指数も対中輸出不振で前年同月比4.9%減少した。

輸出金額指数も4カ月連続減少した。先月の輸出金額指数は128.38で、1年前より8.8%(12.40ポイント)減少した。電気・電子機器が17.5%下がり、繊維やレザー製品も10.9%減少した。

特に化学製品の場合、物量指数は4.2%上昇したが金額指数が5.9%減少した。韓国銀行の関係者は「物量の需要はあったが、原材料の価格が最近下落した影響」と述べた。

一方、輸入物量指数と金額指数は1年前よりそれぞれ6.1%、7.0%下落した。
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