サムスン電子「Galaxy S10」とともに開かれた5G時代・・・「『Galaxyの10年』は技術革新の完成」

[写真=サムスン電子提供]


第5世代(5G)移動通信時代が「Galaxy S10(ギャラクシー・エス・テン)」とともに開かれた。国内の移動通信会社は、今月3日、Galaxy S10 5Gを開通し、「世界初の5Gフォン」という歴史的な記録を残した。サムスン電子は、仮想現実(VR)、自律走行、物事のインターネット(IoT)などの基盤となる5Gをリードする企業であることを再び証明したわけだ。

世界初5GフォンというタイトルのほかにもGalaxy S10 は、サムスン電子に特別な意味がある。過去10年の歴史の頂点であり、新たなスタートを知らせる製品だからだ。

サムスン電子は、やや遅れてスマートフォン市場に参入した。しかし、短期間で技術に追いつき先頭走者だったアップルを超えた。毎年上半期に「Galaxy S」シリーズを、下半期にはスマートフォンとタブレット合わせた「Galaxy Note(ギャラクシーノート)」シリーズを発売し、技術の進歩を成し遂げた。

これを通じて世界市場シェア1位という目標も達成した。しかし、今後の状況が容易ではない。グローバルスマートフォン市場が鈍化したうえ、中国企業が価性比(コストパフォーマンス)を掲げ、低価格のスマートフォンで攻撃的な動きを見せているからだ。

サムスン電子はこのような状況を新しいフォームファクタ(製品形態)の革新と5Gに突破する方針だ。自由自在に折りたためるスマートフォンである「Galaxy Fold(ギャラクシーフォールド)」が代表的だ。このような新技術は、「ファーストムーバー(市場先導者)」としてサムスン電子の地位を確固たるものと同時に、新規の需要創出にも役立つ。

5GはIoTの根幹である。サムスン電子はこれらの5Gを通じてクラウド、VR、拡張現実(AR)、超高画質のリアルタイム映像サービスなどのコンテンツを中心に様々なユーザー体験を提示する計画だ。
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