韓国消費者院の調査結果、「海外旅行用ポケットWiFi利用者4人に1人が通信障害を経験」

[写真=アイクリックアート]


海外旅行に行くとき、インターネット使用のためにポケットWiFi(ワイファイ)を利用した消費者4人に1人の割合で通信障害を経験したことがわかった。

韓国消費者院は6日、最近1年間の海外向けポケットWiFiを利用した経験のある消費者500人を対象にアンケート調査(標本誤差±4.38%p、95%信頼水準)を行った結果、27.6%の138人が通信障害を経験したと明らかにした。

インターネットの速度低下を経験したという回答者は39%(195人)に至り、端末と充電器のような構成品が不良だったという利用者も13.8%(69人)だった。

2015年から2017年まで1372消費者相談センターに寄せられた海外向けポケットWiFi関連相談119件を分析しても、通信障害関連の相談が30.3%の36件で最も多かった。また契約解除・解約(23件、19.3%)、構成品不良(21件、17.6%)、紛失・破損などによる損害額(14件、11.8%)などの順だった。

しかし、海外で通信障害を経験しても補償を受けるのは現実的に難しい。消費者院の分析結果、被害相談を受けた経験のある13カ所ポケットWiFi会社の利用約款のうち、5つの会社(38.5%)の約款には「現地で通信障害が発生しても責任がない」という内容が含まれてた。他にもポケットWiFiを紛失・破損した場合、具体的な期限を明示なしに修理や紛失処理を完了する時点まで損害額を納付すべきと明示した企業も5カ所(38.5%)であり、2カ所(15.4%)は紛失・破損による損害額を契約過程で告知・同意なしに自動決済していた。

消費者院は今回の調査結果を基に、該当事業者に対して通信障害時の利用料金の払い戻しやデータローミングサービス支援のような利用約款の改善を勧告することにした。
 
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