サムスンSDI、電気車時代に備えハンガリー工場に5600億ウォンの追加投資

[サムスンSDI、電気車時代に備えハンガリー工場に5600億ウォンの追加投資]



サムスンSDIがハンガリーのバッテリー工場に5600億ウォン規模の追加投資を進めていることが分かった。 電気車のバッテリー需要が増えると予想され、事前に生産ラインを増設するための目的とみえる。

27日、業界によると、サムスンSDIは昨年末の取締役会で、ハンガリー工場に約5600億ウォンの追加投資案件を議決した。 投資金の執行は今年初めから始まったという。

このうち、3600億ウォンは生産ラインの増設など設備分野に投入される。 有償増資を通じて1800億ウォン水準の資金も調達する予定だ。

サムスンSDIは現在、蔚山(ウルサン)をはじめ、中国の西安とハンガリーの3ヵ所で電気車のバッテリー工場を運用している。 昨年から稼動を始めたハンガリー工場は4000億ウォンが投資され、年間生産能力は5万台に達する。

ハンガリーは欧州完成車メーカーの工場が密集している電気車産業の要衝地で、サムスンSDIは現地でフォルクスワーゲンやBMWなど欧州顧客会社にバッテリーを供給している。

今回の投資は現地での生産能力を強化するための目的だと業界では見ている。 欧州連合は昨年、自動車の二酸化炭素の排出量を2025年15%、2030年37.5%削減することに合意した。 電気車の需要が増大せざるを得ない外部環境が整っているだけに、バッテリーの需要も速いスピードで増加するだろうという見方だ。
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