現代·起亜車、新興市場の生産比重拡大

[現代·起亜車、新興市場の生産比重拡大]



現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車のグローバル生産基地の中心が新興市場へ移動する姿だ。 これまで主要「ビッグ2」市場に君臨してきた米国と中国工場の生産比重が減る代わりに、インドやメキシコなど新興市場の工場が大幅に成長してからだ。

6日、韓国自動車産業協会によると、現代車のインド工場は昨年、生産量71万3108台を記録し、前年比5.2%増加した。 1998年に初めて設立されたインド工場は21年ぶりに年間生産量70万台を超えることになった。

現代車は今年、インド工場で電気車を含めた新規モデルの生産のための工場拡大を控えており、今後の生産量は持続的に増加するものとみている。

また、他の新興市場のロシアとブラジル工場は昨年、それぞれ24万6500台、19万2855台の生産量を記録した。 これは前年よりそれぞれ5.6%、5.5%増えた数値で、両工場ともに2017~2018年の2年連続で生産量の増加傾向を見せた。

一方、2016年基準でインド工場より2倍多い生産量を見せた中国工場はこの1年間で前年より2.6%減少した80万6214台の生産に止まった。 特に中国市場の低迷を機にインド市場が急激に成長したため、両国の生産量格差は2017年約15万台だったのが昨年約9万台まで減少した。

米国工場も昨年の生産量が32万2500台で、前年より1.8%減少した。 欧州のトルコとチェコ工場の生産量はそれぞれ10.6%、4.3%減少した20万3000台、34万5490台を記録した。

起亜車の場合、2016年から稼動を開始したメキシコ工場の設立後、初めて米国工場の生産量を上回った。 メキシコ工場は昨年の生産量が前年より実に33.0%増加した29万4600台を記録し、1年前より18.4%減少した23万9700台にとどまった米国工場の生産量を上回った。

起亜自動車は今年下半期からインド工場の本格稼動を控えており、今後の新興市場の生産比重は今より次第に増えるものと予想している。

一方、現代車は昨年、インドや中国、米国、トルコ、チェコ、ロシア、ブラジルの世界7カ所の海外工場生産量が282万9667台と集計され、前年比0.3%減少した。 同期間の起亜自動車は中国、スロバキア、米国、メキシコの4ヵ所の海外工場で、前年比1.9%増加した122万8870台を生産した。
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