サムスン電子、昨年の営業益60兆ウォン近く…4四半期は「アーニングショック」

[サムスン電子、昨年の営業益60兆ウォン近く…4四半期は「アーニングショック」]



サムスン電子は昨年1年間で、60兆ウォンに迫る営業利益を上げ、過去最高を記録した。

ただ、昨年4四半期の売り上げと営業利益はメモリー半導体の価格急落で、「アーニングショック」を避けられなかった。

サムスン電子は昨年4四半期の連結基準で、売り上げ59兆2700億ウォン、営業利益10兆8000億ウォンを記録したと31日、明かにした。

売上は歴代最高値を記録した2017年4四半期(65兆9800億ウォン)より10.2%減少し、前四半期(65兆4600億ウォン)に比べても9.5%減少した。

営業利益も1年前(15兆1500億ウォン)に比べて28.7%縮小した。 四半期の営業利益が14兆ウォンを下回ったのは2017年1四半期以来、7四半期ぶりのことだ。 これは証券会社の平均予測値(13兆3800億ウォン)を大きく下回る水準で、「アーニングショック」と評価される。

しかし、昨年1年間続いたメモリー半導体市場の「スーパー好況」に支えられ、昨年全体では売上243兆7700億ウォン、営業利益58兆8900億ウォン、営業利益53兆6000億ウォンに続き、2年連続で過去最高の成績を記録した。

しかし、4四半期の業績不振により、年間営業利益60兆ウォンを初めて突破するという期待は霧散された。 これはサムスン電子全体の営業利益の約80%を占めるメモリー半導体の価格が下落した影響が大きかった。

ナンドフラッシュも同じだ。 メモリーカードとUSBなどに使われる128Gb MLC製品は昨年9月、3.8%下落したのに続き、11月再び6.51%下落し、4.74ドルを記録した。 プレミアム級であるSLCは32Gb級が13.2ドルで、同期間12.8%急落した。

問題はこうした価格下落にもかかわらず、需要がなかなか回復しないことにある。 主要顧客企業がメモリー半導体価格の追加下落を期待しながら、保有在庫を消尽することに集中している。 さらに米中貿易戦争と悲観的な景気見通しなどマクロ経済の不確実性も拡大している。 逆成長に転じたスマートフォン市場の状況を考慮すれば、モバイルDラムの需要も全般的に低迷するものと見られる。

一方、サムスン電子は昨年、設備投資に約29兆4000億ウォンを執行した。 事業別では半導体23兆7000億ウォン、ディスプレイ2兆9000億ウォン水準だ。
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