ブルームバーグ革新指数1位韓国...生産性と特許活動は中位水準

[キム・スヒョン青瓦台政策室長が20日午後、青瓦台春秋館で記者懇談会を持っている。[聯合ニュース]]


今年、ブルームバーグ革新指数で韓国が世界1位に上がった。政府は、既存の技術革新成長政策を展開したのが一役したという評価を出している。しかし、国の経済力を評価する生産性と産業競争力を守る特許活動は中位圏レベルにとどまり、革新指数1位が多少恥ずかしい結果との指摘を避けることができない状況である。

企画財政部は、ブルームバーグが発表した「2019年ブルームバーグ革新指数」で、韓国が87.38点で世界1位を占め、2014年以来6年連続で世界1位を占めていると22日、強調した。

TOP5国を見ると、2位に上がったドイツは87.30点で、昨年の4位から2段階上がった。 3位に上がったフィンランドのも85.57点を記録し、昨年比4段階上昇した。4位のスイスは85.49点で、昨年に比べ1段階の革新レベルを引き上げた。ここでは5位を占めたイスラエルは84.78点を見せ、昨年の10位から上昇した。

その他の主要国を見ても、日本は81.96点で9位で3段階落ちた。米国は83.21点を記録し昨年の11位から今年8位に上がり、中国は78.35点を記録し昨年の19位から今年は16位に上昇した。

政府は難しい国内外の環境の中でも、政府と企業が一緒に研究開発投資を拡大し、革新成長政策を継続推進したことが反映されたものと評価した。

特に、韓国のGDP対比研究開発費の割合は、4.55%で、世界最高水準であり、研究開発費の規模も世界5位の水準(KISTEP‧科技情報通信部、2017年)というのが政府の説明だ。ここにGDP比の研究開発費の割合も△2014年4.29%△2015年4.23%△2016年4.24%△2017年4.55などと上昇を見せた。

このような中で韓国は△R&D支出の集中度△製造業の付加価値△生産性△先端技術の集中度△教育効率性△研究の集中度△特許活動などブルームバーグ革新指数7つの部門でのR&D支出の集中度・製造業の付加価値で2位を占めた。これと共に△先端技術の集中度4位△教育の効率性7位△研究の集中度7位などを記録した

しかし、生産性と特許活動は、それぞれ18位、20位を記録し中位レベルにとどまった。

生産性の場合には、経済力を左右する数値として評価されるだけに製造業の危機を経験している韓国経済の現状との指摘がある。ここで、産業の競争力を守っていける特許の分野も遅れている状況である。

グローバル市場で米国の場合、全体の革新成長指数は比較的低くても先端技術集中度と特許活動は、世界1位の底力を見せている。中国も特許活動で世界第2位を占めるだけに、将来の価値から見れば、革新と成長の競争力が優位な位置であるという評価を受けている。

民間経済研究院のある研究委員は、「革新指数が1位であるからといって、現在韓国の革新成長政策が効果を出してるとは言えない」とし、「規制改革を優先にして、革新成長政策を行っている政府が規制を緩和いくために苦労している状況で、革新指数と革新成長を同一に評価してもいけない」と指摘した。

<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기