​サムスンSDI、欧州で1兆ウォン規模の電気自動車バッテリー受注の議論

[​サムスンSDI、欧州で1兆ウォン規模の電気自動車バッテリー受注の議論]



サムスンSDIが欧州のバッテリー供給業者と大型電気自動車用のリチウムイオンバッテリーの受注契約を議論している。

25日、外信と業界によると、サムスンSDIは今月初め、ドイツに本社を置く先端バッテリーシステム開発・生産供給業者であるBMZグループと電気車用バッテリー協力パートナーシップを結んで実務交渉を進めているという。

BMZは今後5年間、サムスンSDIから最大約10億ドル(約1兆1260億ウォン)規模のバッテリーを注文したという。 これについてサムスンSDI側は"協議を進めているのは事実だが、最終契約を締結した状態ではないため、契約規模などは確定していない"と述べた。

BMZは主要欧州自動車メーカーを対象に来年の電気車用バッテリーシステムの生産量を2倍に増やす計画だという。 同社は2020年までに1億3000万ユーロ(約1670億ウォン)を投資し、年間4GWh規模のバッテリーセル生産ラインを建設している。

これと関連し、サムスンSDIは先月末、BMWやBASFなどとともにコンゴ民主共和国でバッテリーの主要素材の一つであるコバルト鉱山開発プロジェクトに参加するなど欧州メーカーとの協力を拡大している。

また、昨年5月にはハンガリー・ブダペスト近くに約33万m2規模のハンガリー工場を竣工し、今年2四半期から量産に入った。 同工場は電気自動車5万台分のバッテリーを生産できる規模で、国内バッテリー業界初の欧州生産施設だ。

また、中国では約1兆7000億ウォンを投資し、電気車のバッテリー2工場の設立を検討中で、米国では700億ウォンを投資してバッテリーパック工場の増設作業に乗り出すなど海外の生産基地を拡大している。
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