辛東彬ロッテ会長、韓日シャトル経営準備

[2審で執行猶予で釈放された辛東彬ロッテグループ会長が8日午前、ソウル松坡区ロッテワールドタワーに出勤し、取材陣の質問に答えている。[写真=聯合ニュース提供]]


辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長が国内事業の安定化を終え、近いうちに海外事業場へ歴訪に出る。

19日、ロッテグループによると、辛会長は経営に復帰した後に、国内事業場を直接訪れ、懸案をチェックした。辛会長は今月の8日、ロッテワールドタワーに初出勤した後、各系列会社BU長から懸案報告を受け、十日間、これまで保留されてきた事業を全体的に整理したという。

辛会長は、国内状況がある程度整理された後、近いうちに日本に出国すると予想される。日本では、主要な経営陣と会って状況の説明を聞く。引き続き株主にも、これまでの状況について説明をすると見られる。また、新会長は、以前から韓国と日本系列会社間のシナジー効果を強調してきただけに、日本事業の拡大についても議論があると予想される。また、日本のロッテホールディングス代表取締役復帰に関しても現地の雰囲気や関係者の意見を聞くと見られる。辛会長は今年の2月、実刑宣告後、日本のロッテホールディングス代表取締役から辞退した。現在は登記取締役のみを保持している。

韓国と日本の経営に関する重要な懸案の整理されれば新会長は、南方政策を推進している、ベトナム・インドネシア、そして化学事業を進めている米国も歴訪する可能性が大きい。

ロッテ持株の関係者は、「まだ会長の日程が決まってはない」とし、「これまで推進されなかった大型事業の再開のために毎日の忙しいスケジュールを消化しておられる」と答えた。

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