李洛淵(イ・ナギョン)首相は、ベトナムへ進出する国内の企業を政府次元で積極的に支援すると明らかにした。
28日、現地の関係者によると、李洛淵首相は26日、ハノイで韓国人企業関係者と「ベトナムの進出企業懇談会」を開き、このように明らかにした。
李首相は、同企業関係者らに、韓・ベトナム関係の発展のために貢献した努力を高く評価し、両国関係をさらに発展させていくための方策について意見を交わした。
李首相は「サムスンとポスコ、国民銀行ナイスホールディングスなど、ベトナムに進出した韓国企業が頑張っているが、金融をはじめとする他の産業分野も積極的な姿勢で市場開拓に乗り出すべき」といい、「ベトナム市場が今後どれだけ早く膨張するか注目しなければならない」と強調した。
今月の21日死去したチャン・ダイ・クアン・ベトナム主席の弔問のためにベトナムを訪問した李首相は、帰国の直前に現地の韓国人企業家たちと同胞たちに会った。
李首相は「現在のベトナムはアセアン経済を導くリーディング(leading)国の役割をしている」とし「現地企業と政府を相手に「韓国プレミアム」を感じられるように、政府レベルでも役割を果たす」と述べた。
グエン・スアン・フック・ベトナム首相も「建設予定のハノイ・コリア・センターへ全力でサポートしたい」とし「韓国大使館が主導する多文化家庭のための教育施設設置のためにも敷地を提供するなど、協力する」と答えた。
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